立海-2「ワカメちゃんのスカートって、アレどーなの」
「あー、丸見えだもんな」
「丸見えっちゅーかモロ見えとるじゃろ」
「いや〜、けしからんね全く」
と言ってカレーを食べる楓。お前が言うか?
「でもワカメちゃんみたいな女にパンツ見せられても俺は何も揺るがないけどね。顔が駄目」
「お前今全国のワカメちゃんファンを敵に回したぞ」
ワカメちゃんファンの皆さんごめんなさい。
「っていうかさー…。アレ、パンツっていうかオムツじゃね?なんかモコモコしてるし」
「現実的すぎるだろぃ」
「いやいや、だってパンツはもうちょいピシッとお尻のラインがさぁ」
「待て待て、下品な話をするな。俺をまぜんしゃい」
「お前もしてぇのかよ!!」
ブン太がツッコんだ。
「まず第一、白ってどうよ」
「どうよって…」
「いや確かに清潔さとかはあるけど白一色はさぁ…。物足りない」
「けしからんとか言ってたクセに」
「雅治は何派?水玉?星?それとも紐パン?」
「最後待て。それじゃ俺が変態みたいじゃろ!!」
「えーでも仁王女遊びひどいし」
「お姉さんもいるからパンツの一つや二つもしかしたら」
「もしかしたら何!?姉弟中悪くするようなこと言うのやめてくれんかほんとに!!っちゅーか早く食って帰れ!!」
「急かすな急かすな。いやー、でもいいな雅治の家。雅治のお姉さんと結婚してこの家住んじゃおうかな」
「やめろ」
「そういや、サザエさん前実写してたよな」
「観月ありさだっけ。あの髪型すごかったよね」
「俺なら絶対あんな髪の女と結婚しないのにな」
「いや、あれフィクションだから」
会話が思ったより弾み、気づくとエンディングが流れていた。
「サザエさんって放送以来オープニングとエンディング一回も変わってないの?」
「いやーどうなんだろ」
「っていうかいつからやってたか忘れた。いつからじゃ?」
「さぁ。でも小学生の時はワンピースとこち亀がこのあとやってたよね」
「あー、やってたやってた!」
「おっ、よし来た!じゃーんけーんぼーんんん負けたぁああ!!」
「…うるさい」
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