司「鬼は誰がやる?」

向日「あ、じゃあ俺やるよ」

宍戸「俺もどっちかっつーと鬼のほうが…」

司「俺がやろうか?」

忍足「…じゃあ俺がやるで」

三人「「「どうぞどうぞ」」」

忍足「お約束やなぁー…」


今日は節分です。


日吉「…受験生が部室で何やってんですか」

向日「お前らが豆まきしねーから俺らが代わって邪気を払ってやってんだろーが」

司「忍足、お面。青鬼と赤鬼どっちがいい?」

忍足「なんでそんな用意周到やねん…ほなら赤」

宍戸「日吉もやるか?豆まき」

日吉「いや、俺一応部長なんで…」

司「忍足に向かって豆投げるんだぜ?いいストレス発散になるんじゃねぇの?」

忍足「オイコラ。食べ物で人を傷つけたらアカンで」

司「はぁ?お前そんなんで鬼役務まると思ってんのか?」

宍戸「自分からやるっつったんだから最後までやれよ忍足」

向日「マジ侑士KY」

忍足「うわぁひどい集団イジメやん」

日吉「別に俺はストレス発散なんかしませんよ」

忍足「日吉…」

日吉「加減はしますから」

忍足「え?お前もやるの?」

司「っつーか豆は?」

向日「ああ、それなら買っておいた。たらりらったら〜まめー」

司「……」

向日「節分ときたらこれだよなぁ。投げようぜ」

司「……は?」

忍足「…え、どないしてん七条」

司「…何だよ、その豆」

忍足「…いや、だから…豆」

司「…なんで、落花生じゃないんだ?」

四人「「「「…は?」」」」

司「…は?」

全員「「「「「………」」」」」



司「豆まきの豆っつったら普通落花生だろ!?何だよその豆!?」

忍足「えええ知らんて何やそれ!?」


文化の違い乙。
北海道では豆の代わりに落花生を投げるらしいです。


オマケ

司「鬼は外ウラァアアア!!!」

忍足「痛いッ!!思ったより痛い!!」

日吉(七条先輩の背中から殺意を感じる…)
宍戸(なんで豆を凶器に変えられるんだ…)
向日(ストレスたまってんのかな、あいつ…)


宍戸「お前さぁ、なんで鬼のお面二つ持ってたんだ?」

司「跡部の野郎に被せようと思ったんだけど…。あいつ先に帰りやがったから」

宍戸「ああ、成る程…」


2月3日⇒節分


馬鹿共*氷帝
2012/02/03 06:47(2