楓『ってことで、今日の午後には届くと思うからちゃんと渡しといてね』
司「ん」
楓『ちなみに司は何渡すの？』
司「酒か何かにしようと思ったんだけど、未成年だし買えねーから、デパートでネクタイ買った」
楓『ああ、いいねぇ。実用品。そういや母の日に届いたエプロン、お袋毎日着てるよ』
司「ああ、そりゃよかった」
楓『司にしてはセンスあるわねー、って誉めてたよ』
司「…お前親父になにあげんだよ？」
楓『ん？ああ、クラスの友達に酒屋の子がいて、その子から焼酎もらったからそれ送っといた』
司「ズリィだろそれ！親父絶対そっちのほうが喜ぶじゃねーか」
楓『司って結構親父思いだよね』
司「別にそんなんじゃねーよ！…あ、宅配きた」
楓『え、早くない？さすが東京。あ、シューマイも送っといたからつまみにでも食べてね』
司「ん。したっけ」
楓『したっけー』
6月17日⇒父の日
※したっけ→ばいばいの意
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