「なあ隆彦、眉間にシワできてるけど」
「…………」
「はは!それを見た限りじゃ、乙女ちゃんは今日も元気みたいだなー」
「………楓、少し黙れ。うるさいぞ」
「ハイハイ。まあでも、この間の一件もあるしそこまで無茶はしないんじゃ…」
「……楓。伊達だぞ?」
「あー……うん、まあ………うん、乙女ちゃん……そうだなー…」
「……今頃、どうせ好きに暴れているはずだ。…ほどほどに、とは言ったがな」
「乙女ちゃんのほどほどか……」
「……………」
「早めに援軍回した方が良さそうだなー……」
「………もう手配済みだ」
「っ、くく…!さぁすが隆彦!」
「……はあ。行くぞ」
「はいはい、りょーかーい」



ってな感じで、隆彦の眉間のシワは高確率で乙女ちゃんの元気パロメーターというか楓曰く


「天気予報ならぬ乙女ちゃん予報?」
「……楓、そこに膝をつけ。打ってやる…鞭で」
「あ、つーかそういや隆彦どうする?今日睦海と晩飯食べるんだけど」
「………」
「はーいはい、分かった分かった。じゃあ隆彦の分も用意しとくから、肉じゃが作って待ってるよ」
「……はあ。さっさと帰れ」
「言われなくても」


みたいなイメージです。

そしてとりあえず楓は敢えて空気読まないのに引き際を弁えてるのと周囲の胃袋を掴んでるから、何気に危険回避率は高そうというかじみにあざといよなって思いました。






▽今日の乙女予報(隆彦と楓)

2014/05/09 01:57


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