香取清十郎の誰にも言えない秘密とは
2016/01/08 22:55



▽清十郎の誰にも言えない秘密とは


てわけで。
実は清十郎のお家は白軍内で蘭様に難色を示す一部派閥の中で、アカリさんを邪魔に思う勢力から任を受けた存在だったから、ということにしました。
同じ白軍内でも一枚岩ではなかったことを知らせることになる事件を起こしそうな予感…☆彡

てか蘭様がどれだけすごくても、少なからず反組織くらい居るんじゃない?とか勝手に思ってそういうことにしちゃいましたスミマセン。
反組織、というかその派閥に属してるのが清十郎のお父さんかなとか…くらいの軽い気持ちだったんだけど話の流れ的には清十郎にはなかなか苦しい思いをさせてあげられそうでお母さんは胸が熱い←

最初はアカリさんのところへ監視する役割も含めてやって来るんだけど、反勢力に危険視されるような薬品開発とかを成功させちゃったアカリさんを後々に殺すよう指示を出されて、そうなることは全く予想してなかったわけではなかったとは言え……ああ、と複雑な思いで動き出す清十郎。

けど清十郎は、アカリさんに情がわいて殺せないのでもいいし、殺さないけど機密データを盗んで忽然と姿を消すのとかでもいいと思います。

で、研究所への着任順は、八尋→清十郎→閑だと思うんだけど、弟二人はお家からの指示とかの絡みは関係無く研究所へ配属されてきてて、清十郎が事を起こしても何が起きたか理解できないまま(閑は実は事が起きる前に気づいたけど口をつぐんでる)、研究所へ残されるも留置場へ送られて失意の日々を過ごすとかね…。

けど、それは逆に清十郎が考えた苦肉の策で、自分が全てを引き受けるから弟たちを巻き込まないという確約を父親と結んだ結果の行動で……弟たちを父親や反勢力の手が届かない場所(蘭様の厳重監視下)へやると同時に、何かしらの手柄は上げないと確約を反故されるから、蘭様サイドにはそれなりの打撃になることをやらかして去りそうなイメージ。

叶うならずっと幸せな日々を過ごして居たかったけど、それは叶わないと知っていたから、前向き?に後ろ向き……というか、前向き且つ冷静な悲観思考が通常運転というか、香取清十郎の日常的な前向き且つ冷静な悲観思考、ってなんかのタイトルみたいじゃない?
ッアはいスミマセン。

とは言えこれ、最終的には清十郎は死ぬか蘭様の最高にクールな取り計らいで、蘭様の手足になる(弟達の身の安全とその能力を遺憾無く発揮する役目を与える)お言葉とかいただいたら清十郎は恐いもの無しになれるね、って思ったよ。

ただ、真織なんかと違うのは、弟達だけでなく父親の意思も汲めたら…っていう考えが消えないことというか。
ゲーム的な流れでいくと、研究所の皆が清十郎とどれだけ絆と好感度を高めてるかでエンディング分岐がBADに行くかGOODに行くかみたいなところがあるかもしれないですね(笑)

あと、清十郎が守る存在だと思ってる八尋は、「っ…なん、で!いつもこうやって勝手に1人で…!!」って怒るし「八尋兄さん、行こう。俺、清十郎兄さんの行き先に…見当がつくかもしれない」とか閑が動き出して、「俺たちはもう、アンタに守られるだけの存在じゃねぇんだよ!1人で…1人で全部、背負い込んで……馬鹿じゃねぇーの、そんなになって、」とか弟達が主体になって清十郎をどうにか帰って来させようと奮起したりもしそう…。

その場合は是非に八尋はライフル、閑は毒薬を駆使して上手く切り抜けてってもらいたいとこですけど、当の本人である清十郎が逆に怖い顔で「……どうして此処へ来た」とか、殺しはしなくても致命傷ギリギリの攻撃を仕掛けて「…俺は、お前らと同じ道は歩いていない。最初からな」って自分の中の迷いを殺してまた姿をくらましちゃいそうな気もするけど。

自分が想定し得る最悪の結果を生まないための犠牲なら、例えそれが弟や大切に思えた存在たちを傷つける形になっても手を下す…命を奪う形にならなければ、それが最善ならば、迷いを捨てる。

…とか、なんかもう最終的にアイデンティティたるオネェ口調とかを放り投げることになっちゃう清十郎(笑)

個人的には清十郎は死んでもいいとは思ってます。
香取家の末の血を引く長として、香取清十郎という個人的としても中途半端な決断しか出来ずに進んでしまった、でも、結果的にお前を守ることができたから…俺は、。とか微かな息だけで笑って、事切れる。
誰を守ったか庇ったかとかまでは分かりませんが←

清十郎は死んでも生きても、その悲しみを昇華して強くなるのだ!弟たちよ…!




prev | next


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -