新キャラ綾小路真織と綾小路誠について
2013/11/28 00:00
▽綾小路真織(あやのこうじまおり)
【3年生。軍の参謀を務める。艶やかな黒髪に赤眼。自信家な性格で使用武器は鞭。誰にも言えない秘密を抱えている。】
見た目穏やかで優しげ、清楚というかお綺麗な優等生面してえげつない系女子。
蘭様付きの補佐。
犠牲なんてつきものでしょう?な思考のくせにまるでそれを悟らせない態度言動、食わせ者。弟と合わせて蘭様の番犬気味。姉は頭脳、弟は戦闘要員的ポジショニング。
蘭様のことは割りきりながらも友人として、司令として、大事だと思っている。
家柄や立場としては優秀な戦果をおさめる家系の長子で、実質の跡取りは弟の誠だが現状で綾小路家は、父親と真織が権力を二分している状態。
言わずもがな父親とは相性が悪く、「そろそろお父様には表舞台から退場願きましょうか。…ねえ、誠?」そんな微笑を浮かべながら外堀を埋めてじわじわと綾小路家の主権を手に入れるため画策している。
ただ、全ては誠を当主として据えるためなので、野心家というわけではない。
基本的に軍内では相手にそうと悟らせないよう状況を認識、錯覚させる術に長けている。…というか、誘導?
獅童くん辺りからは胡散臭ぇ奴とか狸女とか言われてそうなイメージ。けど笑って受け流してる。
弟には一見甘くない、むしろ唯一あからさまに駒みたいな扱い方をしてるけど、実際はかなり特別扱いをしてたり。
命に代えても弟だけは守り抜くことを基軸に構成されてるような部分あり。
冷たくて、でもある意味とても愛情深い人。
▽綾小路誠(あやのこうじまこと)
【2年生。心理戦を得意とする。青みがかった黒髪に灰色の瞳。紳士な性格で使用武器は鉤爪】
姉の真織に忠実で、常のスタンスはギャルソン風に蘭様、真織、日景に従う美人系男子。優雅でスマーティーな動き丁寧口調。
蘭様付きの補佐。
戦闘面に特化していて、心理戦……というより、自分の考えを相手に悟らせないことにおいては姉よりも秀でている。
過去、現在と、綾小路家の跡取りとして父親からの厳しい教えを受けたことや体罰により、父親に対する恐怖心あり。
とは言え、父と対面しても全く顔に出すことはないし、微塵もそんな部分を姉にすらさらけ出さないので周囲の人間は優秀な跡取りとしての認識しか持っていない。
でも、例えばそういった公の場から離れて誰も居なくなった場所で、静かに真織に抱きしめられて、そっと目を閉じながら「大丈夫ですよ、姉様」とか崩れることのない笑みのまま、でも救われたような気持ちでいるような…そんな二人の関係性。
命令であれば蘭様や、真織でも躊躇うことなく武器を振るうことができる忠実すぎる面がある。
が、感情がないというわけではない。
<その他メモ>
▽そつなく何もかもこなせる姉と、一見同じように器用そうに見せかけて、努力して姉と同じように見えるよう生きている弟
▽姉こそ当主にふさわしい、という声もあるが、真織も誠も、儀礼的に男子が当主となり取り纏めることを当然と考えているため二人の間に確執はない
▽姉と弟であり、この二人には母と子に近い絆も存在する
▽弟は料理とか超不器用
▽過去、父親に手を上げられてボロボロになっている誠を黙認する周囲に、言い様のない絶望を覚えた真織はその檻を壊すために父親と誠を代替わりさせようと動き始めた
▽例え父親であれ、誰に何を言われようと、何をしようとされようと、綾小路家の人間としてのプライドがあるため逃げるという選択肢は二人にはない
▽真織の言えない秘密は、いつか誠のために死ぬと心に決めていること
▽軍では誠が真織に付き従う従者のようなスタイルだけど、本質的には誠が主人然と前に立って真織が後ろに控えて秘書のようなポジショニングで動くのが未来形。
口調も変わって、
誠「ここに、文を」
真織「かしこまりました」
みたいな、全く逆の立場に回るかなとか思ったり。
prev | next