三つ巴盤上ゲーム
2013/03/29 02:00



まず、前置き。

黒白の思想から、大きな作戦スタイルはチェスvs将棋で私の頭の中で補完されている感じなわけですが。
深く突き詰めると、やはり根本的に相違点が生まれて成立しなくなるのであくまでイメージです←

アンド、偏らないよう一般的な見解を下地にまとめてますが一部主観的見解も織り交ぜてあるので、各ゲームに関する認識の相違があるかもしれませんがそこら辺はふわっとお考えください。

それを踏まえてのザックリ当て嵌めまとめ。













…で、将棋vsチェス……の、前に。2つに加えて注釈しておきたいのが囲碁です。

将棋とチェスは非常によく似ていて、端的に言えば王様を追い詰めていくゲームなわけですが、囲碁は地(自分の陣地)を競うようなゲームです。
黒軍、白軍、赤軍が三つ巴状態ということもありますので、土地争いをしているわけではありませんが赤軍は勝手に囲碁のイメージを持っています。

大きな盤上で将棋とチェスで駒取りをやり合っている所へ、タイミングを計って赤軍が囲碁のように石(この場合将棋駒やチェス駒)を囲って制圧しにかかるような形を取っていそうだなという想像。

囲碁は、盤上にポツンと一つ置かれた石でも後々大きな役割を果たします。
あるいは敵地に一つ打つだけで、良くも悪くもその一手に左右されますから、赤軍のスタイルに近いような気がするんですね。

そして、将棋とチェス。
黒と白の和洋のイメージだけなら将棋は黒、チェスは白で頭の中は当てはめやすいんですが、ルールや戦略としては個人的に黒はチェス、白は将棋といった感じです。

将棋は取った敵駒を手駒として使うことが出来ますが、チェスは使い捨て。
チェスは別名西洋将棋と呼ばれるほど盤上ゲームとして将棋と近いルール性を持ち合わせているのに、その点において将棋とはまるで違うゲームになっていますので、ココが黒白で言う『諸外国との交流』に対する思想相反にも繋がる部分になる気がするんではないかとご都合変換している次第です。

『外国の文化や交易品(敵駒)』を『取り入れる(手駒にする)』といったイメージ、そこから白軍は将棋。
そうしてそれを逆に排除しようとする黒軍は、取った駒は捨てていく・使わない形で進んでいくチェス…と、少しズレはあるけれど無理矢理当て嵌めています←

まあつまり、白軍が諸外国の武器や文化の取り込みにも柔軟な考えであるのに対し、自国に誇りを持ち、諸外国の介入を拒絶する姿勢の黒軍は自国生産での武器精度や日本文化への意識がとても高いんではないかと思うんですね。

チェスは消耗戦。
終盤に駒が少なくなってしまうと、基本的に守りに徹しているキングでも有力な攻撃駒として活躍することがあります。
チェスの駒は攻守共に要であり、正しくはありませんが全駒が戦闘要因というわけです。
将棋であるような『金を守りに使う』というような考えはないそうで、『敵駒(諸外国)を手駒(自国力)にする』という相違点だけではなく、そういった『捨てていく(排除する)代わりに全駒の能力値が重要な力を有している(自国力の高さ)』を示しているようにも思えて、最終的に黒白でのこの脳内補完が成立しているような部分があります。

戦闘スタイルでも、本家様では明記されているわけではありませんし、おはようからおやすみまでビックリするほど妄想でしかないんですが、各軍の動き方は囲碁、将棋、チェスがベースです。
全く同じにしてしまうと、まずゲーム自体が違うので成り立たなくなってしまいますからあくまでベースでしかありませんが、赤は長期的に布石を張ったり、一見して策とは思えない作戦を。白は柔軟に周囲を見渡しながら迎え撃ち、黒は統率した形とシンプルな攻め姿勢……というのが各軍でのイメージです。



刪ネ下その他個人的メモ


□ 王 ⇔キング
□歩 兵⇔ポーン
□ 桂 ⇔ナイト
□ 飛 ⇔ルーク
□ 角 ⇔ビショップ


(※クイーンの存在があるため、飛・角はルーク・ビショップよりも若干格下の位置付けとなる)
(※金・銀に相当する駒はチェスには存在しない)



<将棋>

金は守り、銀は攻めでの使用が定石。

玉将と王将が1枚ずつ入っていて、上位者が王将、下位者が玉将を使用するが2つとも玉将である「双玉」と呼ばれるものもある。

玉、金、銀はいずれも宝物の意味であり、本来は2つとも玉将で構成されている双玉であったと考えられている。

一方向に向かって何マスでも進めることのできる飛(竜/成った飛)、角(馬/成った角)香のことを総称して『走り駒』という。

成った歩兵は金と同等の能力になり、相手陣内へ進行した際に成るか否かを選択することができる。


<ポーン>

動きに制約があり、狙われても容易に逃げることができない。
ポーンが狙われにくい形であることは重要で、両横に味方のポーンがいないポーンは『孤立ポーン』と呼ばれ、守るのが困難な状況に陥る。
後退できない駒のため慎重に前進させなければ、戦況に大きく影響してくることになる。取られる/捨てるタイミングがかなり大事。






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