▽井出こまのなれそめ的な妄想
食料の買い出しに店を出てた井出くんの前を歩いてたこまちゃんが急に転んで、それを井出くんが手を伸ばして抱きとめて
「大丈夫?」
「あ…す…みません……」
みたいな出会いをしてたらいいです。
転んだこまちゃんの足元見た井出くんが
「その靴、足に合ってないんじゃない?」
「…?そんなことは…」
「……今、時間ある?もし大丈夫なら、来て?」
そう言ってこまちゃんの手を引いて、自分とこの靴屋まで連れてきて、店の中の椅子に座らせて。
足を測ったり、靴をチェックしたかと思ったら奥の作業場入ってトンカンやって、少しして戻ってきて「…ごめんね、お待たせ。どーぞ、履いてみて?」って跪いてにっこり。
困惑気味に自分の靴を履いてみたこまちゃんが
「…!すごい、全然、違います…!」
「でしょ?」
「…びっくり、しました…」
「ふふ。自分にぴったりの靴は疲れることもないし、さっきみたいに体重の運びを邪魔することもないんだ。少し直して君の足にあうように整えてみたから、これでもう転んだりしないよ」
とかやってる井出こまが居たりしたら可愛すぎて震えます…。
けど更に、笑って井出くんと別れて一ヶ月後くらいにまた同じようなシチュエーションで転んだこまちゃんを井出くんが受け止めて、
「っと…大丈夫?今度は…うーん、靴が原因じゃない、かな?」
苦笑する井出くんに
「…すみま、せん……」
謝るこまちゃんがあわあわして、それ見た井出くんが
「おいで。よかったら靴…メンテナンスしてあげるから」
ってこまちゃんの頭をポンってして、二人はそこから交流持つようになればいいな、なんて。
そして最終的に未来の井出こまは、井出くんが跪いて
「おれの作った靴を履いて、そうやって笑ってくれるこまを、朝も昼も夜も、ずっと、こうやって、そばで見てたいんだ。……こま。おれと、結婚してください」
って、花嫁さんが履くような純白の、花をあしらった靴を手にプロポーズするところまでいったらいいのにとか考えてた。
一足飛び!(笑)
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