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若気の至り??

思春期ゆえの性への興味??

理由なんかはどうでもいい


私は

『ちゅーしたーいんだ!!!』

「・・・名字、」
『なんですか?』


「授業中ってこと分かってへんやろ?」

『てへっ』


ぎゃはははっ・・・





『はー』
「こってり怒られたんか?」
『・・・蔵』
「授業中に・・・くっ、ちゅーしたいって・・・くくっ」
『笑うな、あほー』
「しゃーない、しゃーない、ぶふっ、名前やもん」
『謙也、死なすぞ』
「・・・」
「そないにちゅーしたいんか?」
『当たり前やん!!私、もう中3やで?えっちもしたいわ!!』
「え、え、えっ!!!」
『「謙也、ウザい」』
「・・・すいません」
「名前、モテるやん」
『モテへんわ、嫌みか?喧嘩なら買うで?』
「はー、自覚なしか」
「きのうも後輩に告られとったやん」
『あれはっ・・・て、謙也、覗いてたの?きもー』
「ちゃ、ちゃうわ!!俺は偶々・・・」
「・・・そいつと付き合うて、すれば良かったんちゃう?」
『あーもう、蔵は乙女心分かってへんわ!!』

『初めての相手は重要なんやで?一生もんや、だから本当に好きな人としたいねん』
「そういうもんなん?」
『希望は顔良し、性格良し、運動も勉強も出来る人!!』
「そないな奴おるか、あほ」
『去ね、謙也』
「・・・お前、俺の扱い酷ない?」
「・・・名前、」
『なんやね・・・』


ちゅ・・・―――


『あ、ああ・・・』
「良かったな、希望通りやん」
「おまっ、えっ・・・」

「名前、一生忘れんなや」

『っ!!!あほ蔵!!!!』





「このノリで処女ももらってええ?」
『ちょ、調子にのんなやー!!!』



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