zzz-s | ナノ
「名前ちゃん、こんちわー」
「・・・」
「?・・・謙也、名前ちゃんどないしたん?」
「いやー、それが」
「けんにぃ!!」
「どないしたん?」
「けんにぃ、ぎゅうしてー」
「はいはい、ほなぎゅうー」
「・・・けんにぃ、めっちゃすき」

「やから、わたしいがいとなかようしないでっ」



「昨日はせっかく来たんにすまんかったなー」
「ええでええで、CD取りに行っただやから、それにしても名前ちゃん、可愛くなったなー、何歳やっけ?」
「7才や」
「ほんま将来が楽しみやなー」
「お前、うちの名前がどんなに可愛くても手出すなや」
「出さへん、出さへん・・・あと7年くらいたったら分からへんけど」
「ちょ、まぢで止めろやー!!!」
「やけど、名前ちゃんが俺がええって言うたらどないするん?」
「それは絶対ありえへん!!」
「・・・なんでなん?」
「昨日も見たやろ?名前は俺がめっちゃ好きやねん」
「あー、あれはめっちゃ可愛いかったわー、俺もぎゅうってしたいわー、ちゅーか涙溜めて上目遣いなんか反則やろ」

「・・・白石、まぢで俺の名前に近づくなや」

「やから、手出さへんっちゅーねん・・・あと6年くらい」
「おまっ、だんだん年減ってるってどういうことやねん!!」
「・・・」
「黙るなや!!!」


「ただいまー」
「けんにぃ、おかえりー」
「・・・名前」
「けんにぃ、あんねーきょうがっこうで」
「名前、」
「ん?けんにぃ、どうしたん?」
「名前は誰が好きなん?」
「けんにぃだよ!!!」
「そかー、けんにぃも名前が好きやで」
「ほんま!?えへへ、めっちゃうれしい」
「大きくなっても変わらんといてな」

「うん!!!」





「この間遊び来たけんにぃの友達には気ーつけろよ」
「くらら?きょうあったよー」
「はぁ!?」

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