「…っ、カンナさん…」
「あ、へい、き…だからぁ…」
「――っ」
ぐっと腰を進めるとギチギチとナカが開く感覚が伝わって、少しでもまぎらわそうと再び胸に吸い付いた。
ちゅ、ちゅ…
「んふ…あ…、あぅ…」
彼女の力が一瞬緩む。その瞬間に腰を進めると、ボクの自身は彼女のナカに全て収まった、が、彼女から悲鳴のような声があがった。
「んあああああ゙っ!!」
「…は、あ……大丈夫、ですか……?」
繋がることが出来た幸せに心臓を掴まれたような錯覚を覚えて、カンナさんの髪を撫でて胸に抱く。
「だい、じょう、ぶ…あふ…」
「カンナさん…」
「あ、動い、て…?テツヤ…」
「―っ、は、い…」
「んぁっ!」
ゆるゆると腰を動かせば漏れる甲高い声。
「あっアッアッ!ひぁ!」
「ん、あ、」
「アァッ、い、テツ、ヤ、テツヤっ!」
「はぁっ…っあ」
「あ、テツ…あぅっアッ、だめ、だめ、やぁぁっ!」
「カンナさ、かわい…アッ」
「あっ、ぅあ、イ、っちゃ、イっちゃぁっ!」
「いい、ですよっ…は、イって、下さいっ」
「あ、アッアッあああっ!っふ、あぁぁーっ!」
「ぅ、あ」
只でさえキツいカンナさんのナカの締め付けが強くなって、ボクもほぼ同時に果て、カンナさんのお腹に出した。はぁはぁと肩で息をしていたカンナさんの意識は段々薄くなって、一通り息が戻る頃にはカンナさんの意識は夢に沈んでいた。ボクは後処理を終えたあと、ぎゅ、とカンナさんに抱き付いて眠りについた。
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