飽き反芻

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オポチュニスト



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3週間が過ぎたある日の魔法薬学の教室




「ミシア、珍しいですね。何時も窓際に座っているのに」



ルクレティアと共に僕らの隣の席に座ろうとするミシアに
喋りかけたアブラクサスの顔は
普通の人が見れば分からないかもしれないが
普段の彼からは想像できないくらい笑顔だった

そして、アブラクサスとルクレティアの向こうに見える彼女は
綺麗と言うより可愛いでも今まで見たことの無いくらい綺麗で
彼女の周りだけ幻想的な何か神秘的なものを感じる

何で入学式のときに目につかなかったのだろうっと思った


で、興味がわいた僕は
アルフォードがルクレティアと組みたいというのを聞いて
ルクレティアをアルフォードに任せ
ミシアとアブラクサスで組むことにした


魔法薬学が苦手だという彼女に絶対に失敗しないであろう作業を任せた
もちろん完璧に出来上がった

ミシアを褒めるのも忘れずに
だが、彼女は僕たちがしてくれたからっと
しっれっととても硬い敬語言った


アブラクサスと喋るときは砕けたため口なのにもかかわらず

しかも、敬語を止めてほしいと言えば
人気者だからと遠まわしに嫌だと言われ

アブラクサスはため口じゃないかと言えば
友達だからと言われ

友達になろうと言えば
答えが返ってこなかった


少し、避けられてやしないか?




とりあえず、見た目だけで左右されないアブラクサスはなぜ彼女に引かれたのか気になった僕は
他愛もない会話でアブラクサスとの出会いは何処かと聞いた
まぁ、図書室で会ったのは知っているが

そこから何がアブラクサスを引き付けたのか知りたくて聞いたが
アブラクサスが答えた

何でお前が答えるんだっという視線をアブラクサスに送ったが
本人はそ知らぬふりでミシアに微笑んでいる

何をお前は無視してるんだっと思いながら



「へぇ、どんな本読をむの?」



っと聞くと童話を読むと返ってきた
童話・・・・・

アブラクサスはどこら辺が気に入っているんだか
とりあえず
このままでは分かりそうにないし
ミシアに怪しまれてはいけないと思い

他愛もない話にした



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