封建制

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■説明

 封建制とは「王・貴族・騎士・農民」や「士農工商」のように階級分けされた社会です。
 王は貴族に土地を与えて自らに仕える契約をします。
 貴族は騎士に土地を与えて自らを守る契約をします。
 騎士は農民に作物と引き換えに土地を貸す契約をします。
 封建制は戦争が当たり前の世の中になったことで生まれた制度です。
 今までの戦争では倒した敵国から略奪するか占領するかが一般的でしたが、いずれもせっかく勝ち取った国の価値が大きく損なわれます。
 仮に占領をしても復讐や母国奪還を目指すゲリラやレジスタンスが出てテロや内戦が起こります。
 下手をするとそれが百年以上も続くことすらありえます。
 そうなれば占領しても維持費で苦しんだり、略奪にしても大して奪うものがなかったりすると、最初から戦争しなければよかったとなります。
 そこで封建制の登場によって、敵国の王に今まで通りの統治を認め、収益を一部上納させる形をとれば平和的に解決します。
 その国の市民も今までと似た同じ生活ができるので、反乱軍が組織される可能性も低くなります。
 また封建制は市民反乱を防ぐためにおいても有効でした。
 独裁政権の場合、暴君一派が全国民から搾取を行うため、市民側が本気で反乱を起こせば一夜で政権を打倒できます。
 しかし封建制社会では、搾取されている農民は王・貴族・騎士の3階級を倒さなければならずクーデターの成立が極めて難しかったのです。
 貴族や騎士も現状でそれなりに満足しているので反乱の手助けはしてくれません。

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