▼251-260
明日を憂うは誰が為に
歪んでいく影と退く足
幻影サラウンド
細い腕から吐き出されるは
Only A lie(たった一つの嘘)
Placebo(気休めの言葉)
書いて消した文字の痕(本音なんて言わない)
せめて一滴の謳を
妥協すべき場所
不可視の世界(見えるべきものは何も見えない)
▼261-270
絶望はもう終わりましたか?
良いでしょう、貴方がその賭けに勝つと言うのなら
痛みは亡くしました
貴方と融合、流れる幸福
世界の終わりを貴女と見つめ
「運命の所為」なんて、他力本願
滅亡を選んだのは自分
無駄な事を考える為にこの脳は在る
笑わないモナリザ
履き違えた現実にさよなら
▼271-280
ふんわりしとやかに、攻める時は一思いに
ぞわりぞわり 這う鳥肌と頭痛と吐き気
嘘のようなもの
何れどちらかが潰れる(慌てる必要はない)
奇跡など頼りがいのない代物
虚像の知恵
やっと鬼が堕ちたよ
彼は彼女を悲死んだ
唄を忘れたカナリヤ(その鳴き声はもう無意味)
散らばった花びらを拾い尽くしても
▼281-290
それでもお前は勝てないと
馬鹿だね、俺に顔はない
大丈夫、此処からは出られないんだよ
望むべくして起こる不幸
少年は月の明るさを知らない
月の懺悔に意味は無い
空を真っ二つに割るあの音
私は空(カラ)を望みます
暖かい筈の心を凍らせてしまいそうな空
消える青空、現れる白雲
▼291-300
空の嘘
雨粒の浸食
All in under the sky.(全ては空の下)
天を穿て
雨のforetaste
青と白の境界
TAKE ME BLUE.(あの青を頂戴)
目を閉じて夜の中
庭の椿と青い空
この雪は君の所まで届きますか?
※foretaste(フォレテイスト)…予兆