2201-2210/2211-2220/2221-2230/2231-2240/2241-2250/2251-2260/2261-2270/2271-2280/2281-2290/2291-2300
▼2201-2210
所詮そんな人生でした
涙なんて無意味だ
実在する私、実在しない私
それは私の死体ではない
生きた玉葱の死体
その名はもう間に合っています
斯くして世界の損失はまた一つ消えたのである
不幸に酔わせる必要はない
この世の何が俺を救うというのか
酷いわ私より綺麗ね
▼2211-2220
市松模様は枯れた
ひとり真っ逆さまに行く
困った事は彼に
誰とも世界を共有せずただ自分しか入れないような狭い狭い世界に閉じ隠る気がした
暫く死ぬご予定は御座いますか？
円周率を薄めて
それはただの中二病です
私もその内永眠致します
誰も知らない情事
今だけでいいから愛して
▼2221-2230
私はいつまで夢をみればいい
笑っていなせよそんなもの
自分を不幸にした責任
あわよくば、来世で
何も出来ないなら何も言わないでくれ
君が傍にいるだけで充分私の心は護られている
下してごらん天罰を
行方不明の夜
感情で納得できない事が理性で納得できるだろうか
気にしない事にした
▼2231-2240
いいじゃん、心は自由だ
酷く苦しくなれる話
眠っていればいつか死ぬ
壊された表情
君の手が触れない内に
4月は君の嘘で始まる
好い夢を見たまま死にたいね
月を見て往ね
何故そこまで選別される事を嫌うのか
知り過ぎたが故に判らぬ事
▼2241-2250
お前が踏み外したのは階段じゃなくて道だよ
お前の企みは知らないが、知っているふりをしていてやろう
いつだって“会いたい”よりは“触れたい”朝
どうせ指先より忘れる
人に夢を見ろと言う癖に自分は夢を見ない
妄言を吐くな
手に入らないなら要らない
正義を正す
さようなら！二度と逢う事がないよう祈ります
ほら距離置いた
▼2251-2260
悪意を顎で使う
これを恋と申すは如何なる了見か
産まれたなら死にましょう
その寛大な愛情も、傍に居れば実感出来るけど
私は貴方を知らないの
Baby眠らせて
どうして死にたい時に世界は終わってくれないんだろう
その情が伝わる内は
殺した奴はまた殺す
発想が物騒
▼2261-2270
君が死ぬ為なら何だってする
それは紛れもなく私の為に
その言の葉の定義は至極曖昧なもので
鬼と悪魔と人でなし
私を思い出にしてご覧なさい
感情の推し量り方
怒りを心臓に隠す
私は不幸になりたい
結局何をどうしたって日付が変われば死ねるんだからどうだって良いじゃないと君は言う
ワインブルーの瞳
▼2271-2280
一口噛んだ肉まんは空腹の証
声が聴きたい顔が見たい会いたい触れたい傍に居たい
死ねと思うなら殺せばいい。それが出来ないならお前は気違い未満だ
ねえそれってもう愛情じゃないの？
オーロラの愛
骨まで恨んだ空の色
心が煩い(お願い、黙らせて)
非常に非情
夜明けは君の匂いがする
貴様がいなけりゃ死ねたのに
▼2281-2290
血の神ヘーラーの悪行三昧
おやすみおやすみさようなら
少年O氏の勝手な言い分
雪の降る夜にあいつを溶かす
氷った夜が息をする
月に見惚れて落とし穴
君と死ぬ予定だった午前2時
苦しんで死ね、さもなくば死ね
世間体が何より大事なお前にはお似合いの理論だよ
私のDNAを捨てる
▼2291-2300
ならばその永遠を壊そうと彼は言った
お前に抱いた感情は
復讐などという果たせば終わりのような生温いものではない
よく視える事が必ずしも幸福とは限らない世界で
寒い涼しい暑苦しい
黒雪姫の秘事
存在さえ感知しなければ
どうせ幸せになる訳ではない
喧騒を牽制
ニルギリの裏切り