1001-1010/1011-1020/1021-1030/1031-1040/1041-10501051-1060/1061-1070/1071-1080/1081-1090/1091-1100
▼1001-1010
アホ面もいい加減におしよ
その下らない感情に漸く意味を見出だした時
誰にも教えてはいけないよ
沈黙の雄弁
その目には不幸しか映らないの？
道端の綺麗な花を見つけたその気持ちごと踏み潰す
君だけ映す瞳が欲しい
嗚呼、雨が欲しい。涸れた何かを埋(うず)める位の、雨が。
隙のない貴方なんて好きになれない
貴方の血のような紅に惚れたのです
▼1011-1020
貴方が余りにも可愛いから嘲笑ってあげたのに
人は何時だって二面性に包まれている
皆信じるものが違うだけさ
おっと無意識に鼻水が
テンション高い君って想像したくないね
傍らの片割れ
見難い色で疲れない？
それは心の何処かにあった事
思い出せないのは誰の所為？
そして単純な事実だけが残る
▼1021-1030
鋭く切れた言の葉と転がったそれ
君への恨みを詰め込んだ心にリボンをかけて贈ります
真実は何時も突き落とされる側である
美しいものの醜態というのは実に笑いを誘うね
本音に内包された嘘
山と積まれた卵のように
助けて(くれなくてもいい)
いっぺん滅ぼしたろか
「どうしたの」「痛いよ、此処が」
今のくしゃみは君の所為
▼1031-1040
叶う事無き、
助けたお礼がキス一つとは随分安っぽいじゃないか
虚空に目を奪われた！
脆くなった首輪に繋がれている程馬鹿じゃない
鋼より堅く、山より高く、海より深く
誇りなき犬は潰える
一番君を愛している気がした
泥酔した君の躯に
青い女
血反吐を吐いて何を請う？
▼1041-1050
束の間の幸せが犠牲にしたもの
ジャックは死んだ
灰色の事実は黒に染まる
重なったら見えなくなった
爆破開始
今大事なのは此処から墜ちない事だ
所詮イメージ
もうね、眠くて眠くて仕方がないの
最早呼吸すら
欠伸で会話
▼1051-1060
それはそれでしかない
たった今死にかかっています
愛も食べられたら良いのにね
見ず知らずの人間の事を考えたって救えはしない
たったそれだけなんだよ
残念ながらこいつは世に言う変態に分類される奴なんだ
それすら己には無関係な事
たとい私が滅んだとて
今時そんな言い方は流行りませんよ
貴方の考えだって他人からすれば可笑しいでしょう
▼1061-1070
死人に梔(※)
吐き捨てる程くれてやれ
歩いていくから泣かないで
意味を語らずに何が解るの
君といると時間が短くて厭だ
それはまた良心的な詐欺ですね
もう電波に乗せました
君が僕を護りなよ
残念、全てハズレです
堕ちても何もないのに
▼1071-1080
危き心をさぁどうぞ
質量のない構築物
ドレスに愛された躯
嬉しいものか
尻切れ蜻蛉にゃ羽根がない
欲情なぞしなくていい
誰に言われるでもなくそこにある物
金魚姫の涙
純粋だからって何が良いの
囁いて嘯いて
▼1081-1090
あらやだ、失礼な殿方ね
全く以て萌えません
追いかけてくれないの？
好意＋好意＝憎悪
依存を断ちたきゃ死ねば良い
跳べないならいいよ
配慮は行き過ぎると不平等を生む
血に狂った薔薇
綺麗とは言えないやり方だね
私が貴方を嫌いと知っての狼藉ですか
▼1091-1100
貴方は何時も極論しか言わない
この世の理に則って貴女を処分します
自由に滅びを
勝手な生き物
お出でよマリー
傷付けなきゃ生きていけないの
切ってあげる
敢えて明言は避けました
瞳在らずとも
欲しがった罪
※「死人に口無し」のもじり