弓道部のマネージャーになってから二週間。 ようやく部活の雰囲気や仕事にも慣れてきた 「つっきー、はいっドリンク」 「ありがとうひなた」 ニコッと笑うつっこにマネージャーの私が癒される。 それってどうなんだろうか 「隆文、弥彦、タオル。」 「何だこの差は・・・!」 「何言ってんだ白鳥、コイツが夜久と同じ態度を俺らに取ったら気持ち悪いだけだぞ」 「それもそうだな」 「黙れそこの眼鏡。あと弥彦お前あとでシーブリー○の刑に処す。」 「マネージャーに癒されない・・・!」 「マネージャーに癒しを求めようとする邪な白鳥くんってさいってーい」 男には憧れってもんがあるんだよと嘆く弥彦は放っておいて他の部員にもドリンクを渡しにいく。うん、大分ドリンク作るのにも慣れてきたなぁ 「先輩、先輩の射型見せてもらってもいいですか?」 「うん、いいよ」 「こら!木ノ瀬!」 「もー何なんですか宮地先輩」 「ふふ、あ、夜久さん髪少しほどけてるよ」 「えっ部長、本当ですか?」 今日も、相変わらずつっきーのハーレム具合がすごいです絶景。 どうしよあと目の前にいる小熊くんにドリンク渡したらあとドリンク渡してないのあの三人組なんだけど。部長はなんとか渡せそうだけどなぁ 「・・・・おい」 「んー?何だ隆文」 「何だその保護者のような生暖かい目は。」 「いやぁ・・・青春っていいなって」 本当に見てて甘酸っぱい。何コレ見てるだけで何かが満たされる。こう、乙女ゲーやってる時のあの満足感。 「婆くせー」 「えーだってさー見てみなよあのハーレム。そして気付かないつっこ。可愛いなぁ・・・流石私のつっこ。食べちゃいたい」 「お前完璧に変質者だな」 「お黙り眼鏡」 「・・・・ていうか、お前は青春しないのか?」 「あー・・・相手がいないしなぁ・・・って言わせんなよ!」 「・・・・・・」 「何、ちょっ黙んないでよ・・・・え、何?本当に」 「・・・・・・・ハァ、」 「挙げ句の果てに溜息かよ!クッソお前だって高校卒業しない限りどうせ彼女作れないだろ」 「あー、だろうなー・・・」 「哀れむような悲しい目すんなや」 その後何を思ったのか犬飼氏は私の頭をぐしゃぐしゃに掻き混ぜてばーかと一言放って去っていった。さっきから何の嫌がらせだ・・・!! ────────────── このまとまりがない弱犬飼寄り連載の最後はどうなるんだろうか・・・ 第一終わらせられるのだろうか← 20120920 |