#会話文
「典韋隊長、肩は凝っておられませんか!」
「ん?あー、まぁ凝ってんな」
「でしたら僭越ながら肩をお揉みさせて頂きたく!」
「お、おう。ならよろしく頼むぜ」
「はい!」
「…」
「典韋隊長!広すぎて私の片手では足りないので片方の肩ずつ両手で揉ませて頂いてよろしいでしょうか!」
「へっ?あ、あぁ。お前の好きにしたらいい」
「ありがとうございます!…痛っ!」
「お、おい!どうした!?」
「…典韋隊長の肩の凝りを甘く見ておりました…不覚です」
「はぁ!?一体どうしたってんだ!?」
「私のような若輩者の指では太刀打ちできなかったようです!」
「おま、それ折れてんじゃねぇか!どんな揉み方したんだおい!」
「さすが典韋隊長の肩、殿のお命を背負っておられる重みなのですね…!」
「お、おう。まぁな……って今はそれどころじゃねぇだろが!医務室!医務室行くぞ!」
「典韋隊長の筋肉に破れたとしたらそれもまた本望です!いつか隣に並べるよう精進します!」
「そういうのは今はもういい!」
背負う肩はどこまでも