「普通問題集の丸付けを生徒にやらせるー?別学年で名前知らない人達とはいえさぁ」
「まぁ、森先生も判断出来ない部分は飛ばしていいとおっしゃってましたし…」
「風君は優しすぎだよ!」
言いながら丸付けはきちんとする私。
ハイペックのペン(ピンク)で丸付けだよ。明らかに生徒が丸付けしてるってバレるよこれ。
因みにあれからしばらくの間、私は平穏に過ごせております。
風君ともとりあえずは普通に接せている。
すごいな私。
「なまえさん」
「んー?」
「好きです」
「ブフォ!」
突然の告白に思わずふき出した。
ちょっとおおぉぉ!
「突然何言うかね風君!問題集に唾かかっちまったよ!」
「言いたくなったので」
「アッハー、イケメン爆発しろ!はい、ドッカンドッカン!」
「照れてるなまえさんは可愛いですね」
「本当爆発して!」
そう叫んだ瞬間、ものすごい音が響いて…確かに爆発したんだ。
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