マイユニについて



「リンク。マルスを見なかったか?」
「あぁ?何だアイクかいや見て無いけど。一緒じゃなかったのか?」
「いや一緒に居たんだが…急に怒って何処かにいってしまった」
「怒ってって何かマルスを怒らすようなこと言ったんじゃないのか?」
アイクの事だ無意識のうちにマルスを怒らすようなことでも言ったのだろう。
「……」
「心当たりがないのか?」
「あぁ…」
アイクは項垂れたようすでしゃがみこんだ。
「じゃぁ見つけ出して聞くしかないんじゃないか?」
「…そうか?」
「あぁ。マルスの事だきっとカービィやピカチュウと一緒に森にでも居ると思うぞ」
マルスはやたらカービィやピカチュウなどと仲がよく、
暇な時や今みたいにアイクと喧嘩(?)した時などによく一緒に居ることが多い
「そうだな…探してみる。感謝する」
「気にするな。会えたらちゃんと謝れよ?」
「わかっている」
アイクはリンクに礼をいって再びマルスの捜索を始めた。










そのころマルスは
「はぁ…」
「ピカァ?」
「ポヨ?」
リンクの予想どうりカービィ、ピカチュウと共に森にいた。
「アイクはどうしていつも…僕は男だよ!?可愛いっていわれて喜べるわけ無いじゃないか!!」
マルスは拳をブンブンと振りながら2人(匹?)相手に主張している。
「ピカ!ピカチュ!!」
「ポヨ!!」
「そりゃあアイクは鈍いから分らないのかもしれないけど!やっぱり可愛いっていわれるのには抵抗があるよ!!」
「そうなのか?」
「!!?」
3人しか居ないはずの場で突如背後から聞こえた声。
マルスはハッとして振り返る、其処に居たのは
「そうだとは思わなかった。すまないマルス。」
いかにもすまなそうな顔をしたアイクだった。
走ってきたのだろう僅かに息を切らしている
「アイク…何でここに?」
「…怒った理由を聞こうと思ったんだ。それにあやまろうと」
「……」
「俺は褒めたつもりだったんだ。マルスは凄く綺麗だから。ほんとうにすまなかった」
「綺麗ってのも男にいう言葉じゃないよね。…でももう良いよ僕は怒ってたわけじゃないんだ。ただちょと」
悔しかっただけ…と少し頬を赤らめていうマルス。
それをみてまたアイクは可愛いと思ってしまう。
「でもねアイク」
「なんだ?」
「僕より君の方が」
アイクはカービィ達がいるのも気にせずアイクの首に腕を回して言った。
「ずっと可愛いよ?」
「なっ!?俺の何処か」
「あははっアイク顔真っ赤だよ?」
「誰の所為だだれの!!」
「…アイク大好き」
「…俺もマルスが好きだ。」
いつの間にか二人の世界に入り込んでいるアイクとマルスをみて
カービィとピカチュウは足早にその場を去った。



(ねぇアイク)
(なんだマルス)
今回は僕の勝ちだね?




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