Camelliaあとがき

2012/04/25 20:35
やっとCamelliaが完結しました。
終わってしまうと何やら短く思ってしまうもの。
書き終わって、「あれ、もう終わりだっけ?」なんて余韻に浸る間もないまま筆(キーボードの手)を置きました。

このお話はそこまで長編じゃないためか、意外にプロット通りに進んでくれました。多少の会話文とかは入れ替わっていますが、私がプロットを組んだ当初と話の内容はぜんぜん変わっていません。その点では予定通り進んで行った作品といえるのでしょうか。

私がこのお話に込めたかったこと。それはアルメリアさんの視点とイベリスさんの視点を通して、出会うはずのなかった彼らの価値観の違いとか、考え方の違いとか、生き方の違いとか云々……あるけど、心は通じ合えるんですよ的なことです。あまりきれいごと並べると私自身恥ずかしくなるのでここまでにしておきます。
彼らの心境が少しずつ変わって行くさまがほんのわずかでもわかっていただけたなら幸いです。

あとはなんでしょう。
一人称でローザの国の雰囲気とか登場人物の雰囲気とかが伝わっていればいいのですが……どうでしょう。
ちなみにお話の中にところどころお花の学名とか色名とか混ぜていたのに気づいた方はいるでしょうか?国や人の名前だけでなく、細かいところにも花の要素を取り入れて雰囲気をだしてみたつもり。

でも最後の方は背景描写とか花の要素を取り入れることができなかった気がします。何となくスピード感も欲しかったので、最後の方で勢いをつけたらこうなってしまいました。
それでも私はまぁまぁ満足。とにかくも長編を”初めて”完結させられたことに満足です。

あと気力が残っていればそのうち改訂もすると思います。
これからもよろしくお願いします。




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