なんか騎士団と十字路設定についてメモメモ
2013/10/13 16:32
騎士団は実際には存在しなかったなんてよくある話。でも修道騎士団(彼の有名なドイツ騎士団、テンプル騎士団、聖ヨハネ騎士団)は存在したそうで、ちょっとそれ関係のことをメモメモ
中世ヨーロッパの国王は最有力の貴族というだけで手持ちの兵力は非常に少なかった。貴族もその家来である騎士も日頃は地方にある自分の城や館に住んでいて、彼らの主たる関心は自分の領地の安全と拡大で、王様じゃない。
城を守り王様の身辺に仕えるのは少数の王様の直臣と、顔つなぎのために送り込まれた貴族の子弟だった。戦争になれば国内にお触れを出して地方の領地にいる貴族や騎士を城に招集する。だがそれすら契約条件があって一年の間に参戦義務があるのは四十日ぐらい。この未発達の時代にうまく税金かけて適切な給料で家来、騎士を雇うなんてできない。そもそも封建社会だから土地を与えて食わせると言う給料制度。でも王様の土地を与えるなんてしたら王様の土地が小さくなっていくわけで騎士でいられなくなるわけで……
そういうわけでヨーロッパ中世の王様は騎士団どころか常勤の兵士すらろくに持ち合わせていなかったとか。
修道騎士団
彼らは栄光や富を求めて遠征に明け暮れる国王たちと違い、聖地防衛という明確な目的を持っていた。組織も経済力もその目的に集中することで、常備の軍事組織を維持することができた。修道騎士団は聖地防衛の中核戦力となり、騎士団を率いる総長の地位は各国の国王と対等とみなされたとか。
つまりは宗教的な騎士団とか個々の騎士は存在したけど、ゲームで出てくるような王様護衛のような騎士団とか騎士は存在しなかったと……そういうことかしら?王様つきの騎士が欲しいなら契約にそって雇わなきゃいけないと
やっぱりこの時代は宗教が強かったんですね。
あながち十字路の神聖国の仕組みはそれほど外れていないのかも。国王と教皇の権力が逆転して神聖国は教皇が支配している状態だから、王様はただの肩書だけの存在になってるし
神聖国に存在する騎士団は教会騎士団と星道騎士団。どっちも王様護衛じゃない。
教会騎士団はサガ教を守るための戦力。もちろん聖域を主な管轄として守るし、サガ教(主に教皇、アウズ派)の敵とみなしたものには向かっていきます!
星道騎士団は何に属するわけでもないけど、いまは仕方なくサガ教エイル派を守る騎士団というカタチ。星道騎士団単独では祖国でない神聖国で存在していけないのです。
ていうかさ、騎士団の総長は国王とほぼ同じ地位て……総長の息子ナナイさんは結構な御身分でいらっしゃるようです。つまりは王子さま的地位ですか?
でも、いまの星道騎士団は敵国(神聖国)の配下に入ってるから、神聖国の中ではエトワール家も御大層な地位は持ち合わせていないのでした
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