ある日の騎士団長と大司教の会話
2012/12/28 22:54
シーリア
「久しぶりだな、ポラリス」
ポラリス
「あぁ、シーリア」
シーリア
「最近そっちはどうだい?」
ポラリス
「領地をまわることしか仕事がない。平和という証なのだろうが、どうもいけすかない」
シーリア
「フィルセティ領の外では数多と問題が起きているがな」
ポラリス
「術者の迫害か?」
シーリア
「それもあるが、聖女候補目的の術者捕獲もある」
ポラリス
「どちらにせよ、私の領内で勝手なことをするやつは許さん」
シーリア
「頼もしいよ」
ポラリス
「そういえば、ナナイはどうしている?」
シーリア
「テルと一緒にヴィーザル領の辺境の村に赴任したよ。テルの話では相変わらずのようだ」
ポラリス
「そうか。あいつが戻ってくるのはまだ当分先の話か……」
シーリア
「戻らせるつもりがあるのか? 騎士の道を断たせたのはお前自身だろうに」
ポラリス
「……そうだが、やはりナナイを騎士にしないでおくのは惜しい。あれほどの逸材はなかなかいないよ」
「だから、それなりに精進して、己からここへ赴いてくるのなら私は快く受け入れるつもりでいる。所詮は私の息子だからな」
シーリア
「ナナイは必ず戻ってくるよ。テルの下でもいい補佐役になってくれている。まぁ、仕事は相変わらずのようだが」
ポラリス
「サボリ癖は子どもの頃からだからな。それはあいつの性格として受け止めておこう」
シーリア
「お前は優しいのか厳しいのかよくわからないな」
ポラリス
「それはお前も同じだろう」
こんな会話のあとに互いの笑い声が聞こえたらいい
ポラリスさんはまだ物語に登場していないけど、ナナイさんのお父さん。星道騎士団の総長でフォルセティ領の領主さんです。
この二人は昔からの大親友
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