「ねぇ、半田くんってかっこよくない?」

「イケメンだよねー。私中学一緒だったんだけどさー、結構目立たない感じの子だったんだよ」

「へーでもあの雷門サッカー部だったんでしょ?それって凄くない?」

「まぁ円堂君あってのサッカー部だったからねえ。半田くん、円堂君居なかったらサッカー部やめてたんじゃない?」

「ふーん、つまり半田くんは中途半端な中途半田くんってことか」


「ははっ、だってよ中途半田。やべ、笑いすぎて息、できね、ひぃ、」

「マックス笑いすぎだお前!」

「落ち込むこと無いよ中途半田くん…ぶふっ」

「別に落ち込んでねーよ!」

「はぁー腹いてー、笑った笑った。それにしても半田、随分雰囲気変わったよな」

「うんうん、中学生の時とは違うよね」

「そうか?自分じゃわかんねーんだけど…」

「髪の毛とかいじってるし」

「てっぺんの双葉ヘアは健在だけどね」

「まあこれは俺のアイデンティティーというか特徴というか…」

「まぁ何やっても半田ちゃんが地味なことに変わりはないよねマックス」

「だな」

「なっ…!そんなこと無いだろ!」

「だってほら、守とか風丸ちゃんは目立つ系のイケメンじゃん?きゃー風丸くーんとか言われてるじゃん?でも半田ちゃんは『あ、ベンチに結構イケメンな子いるよー名前なんだっけ?』レベルだと思うんだ」

「地味にイケメンな感じだろ」

「そーそー!やっぱりマックスは分かってるね!」

「そろそろ泣くぞ」

「ごめん泣かないで中途半田ちゃん」

「いくら事実でも言っちゃいけないこともあるよな…悪かったよ中途半田」

「お前ら謝る気無いだろ」

「「うん」」



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ごめんなさい愛故です
半田ちゃん好きだよ!



2012.12.16

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