「おはようマツ兄!あのさ、ちょっと聞きたいんだけどさ」
「おはようなまえ。どうしたんだい?」
「あのさ、大人になってからオームの法則って使った?」
「オームの法則かい?たぶん使ってないと思うけど…」
「そっか、ありがとう!ってことは覚えなくて良いってことだよね。だって使わないんだもんね。」
「え?え?なまえ?」
「ありがとうマツ兄!こんどアイス奢るね!」
「…あぁ、うん、ありがとう」
「じゃ、私学校行かなきゃだから、またね!」
「気を付けてね」
「…マツバ」
「…ミナキくん、キミどこからわいて出たの」
「人を虫みたいに扱わないでくれないか!?」
「ごめんごめん。で、なんだい?」
「…なまえの学校、明日からテストらしいぞ」
「へぇ。なまえちゃんと勉強するかな」
「どうだろうな?オームの法則は絶対やらないだろうけどな」
「…まさか」
「たぶんそのまさかだと思うぜ」
「…どうしようミナキくん」
「放っておけばいいんじゃないか?」
「キミに聞いた僕が馬鹿だったよ」
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「なまえ、物理のテストどうだった…ってえええ!?」
「どうしたコトネ」
「お前が叫ぶなんて珍しいな」
「本当だよ、人の点数見て騒がないでよ」
「だって!見てよ2人とも!」
「どれどれ…。はぁっ!?なまえ0点!?」
「はぁ!?…なまえ、お前授業中何してたんだよ!」
「夢の世界に旅立ってるか晩御飯は何か考えてた!」
「嘘でしょ…0点なんて初めて見たわよ…」
「なんだよ皆してー…マツ兄がオームの法則は使わないって言ったから勉強しなかっただけだよ?」
「マツバさんそんなこと言ったんだ、めずらしー」
「そういえばそういうヒビキは何点だったの?というか何でシルバーとコトネは落ち込んでるの!?」
「僕?僕は(100点満点中)15点だった!」
「わーいヒビキも補習組だね!まぁ私はどうせ補習でも寝るんだけどね!」
「僕も寝るけどな!」
「…ヒビキも問題アリだなコトネ」
「…そうねシルバー」
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この後マツバさんはシルバーくんとコトネに怒られました
2011.12.20