クィディッチは、残念な結果だったもののチャーリーの活躍はとにかく凄かった!
クララ先輩にとって在学中最後のクィディッチではあったが、「悔いの無い試合だったわ」と素敵な笑顔を見せてくれた。
そして、学年末テストの結果は、首席ではなかったものの、なかなかの結果だった。
10位以内というか。まぁ、こんなもんでしょ。
勉強頑張ったもんね・・!!
二度目の人生だもの、昔のとは私違うんだぜ☆
首席じゃないから怒られちゃうかな・・?と、思ったけど
「でかしたぞ!さすが、儂の孫じゃ!!」という祖父の手紙が届いて思わず笑ってしまった。
家族には、まだ何も言っていなかったのに・・アルバスかな?
* * *
キングズ・クロス駅に着くと私の父が、アンジーのママとアリシアのパパと楽しく会話をしていた。
私達に気がつくと話を中断して、こちらに手を振ってくれた。
「じゃぁねミヨ、夏休み中はいっぱい手紙書くわ!!」
「私もよ!」
アンジーにキスされてかなりビックリしてしまったけど「あら、こっちでは当たり前の挨拶よ」とアリシアにウィンクされて、アリシアからは頬にキスをされた。
おぉぉぉぉ・・・
日本がどれだけシャイな国なのかを改めて実感・・・。
女の子同士のスキンシップ(特にハグ)には大分慣れたと思ったんだけど、いきなりキスがくるとは・・・
「ミヨ、行くぞ。飛行機の時間まで後少しなんだ。」
「・・・ぁ、うん」
「ばいばーい」と、二家族に挨拶をして私と父は、駅を後にした。
父は、飛行機だとか言っていたけど、、ウィズリーおじさんに会うのが嫌だったんじゃ?と思ったが、口には出さずに胸に止めといた。
ウィズリー家にしては、珍しく駅には居なかったからな。
チャーリーが、待つのが嫌なフレッドとジョージに手を焼いていたのを思い出した。私のあげた手作りお菓子(クッキー)で大人しくなったから良かったものの・・・。
ま、考えるのは止めにして、早いとこ日本へ帰ろうか。
イースター休暇で帰省はしていたけれど、やっぱり日本が一番だ。
アイラブ日本!
やっぱり、毎食和食がいいよね!!
「ただいま!おじいちゃん、おばあちゃん!!」
「おぉ、三四おかえり!」
「おかえりなさい。麦茶冷えているわよ」
「やったー!!」