ハリポタ | ナノ
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買ったばかりの教科書を読み漁ると朝になっていた・・



読書でまさかの徹夜・・!
こんなの久しぶりだわ・・!!

わからない単語とかの意味を辞書で調べて、メモとか取ってたから時間がかかるかかるかかる・・ッッ!!


マジで翻訳機欲しい・・ッ!
電子辞書でもいい・・ッッ!!


取りあえず、慌てて寝た。
目がランランしてたけど、頑張って寝た。



次に目が覚めた時は、昼食の時間だった。



・・・さすがに食べなくちゃよね。


入学式は明日。
父も母も平日で仕事だから、今日は一人で行動しなくては行けない。

だから、本日の予定は、荷物を整頓したり、昨日は行けなかった本屋さんとかに行ってみようと思う。



顔を洗って身支度を整えて一階へ行くと「寝坊かい?」とトムさんが笑いながらクラブサンドを持ってきてくれた。
(・・・でかい・・)


「教科書読んでました・・」と頭をボリボリ掻きながら言うと「さすが、フジサキ家の娘だね」と言われた。
意味が分からなくってトムさんに聞くと、私の家は代々魔法界で純血の一族だったんだとか。
(父は、マグルの母と結婚したので生まれた私は半純血である。)
そんで、昔から、フジサキ家は優秀な魔法使いや魔女を輩出してきたんだとか。



・・・ワォ・・ちょープレッシャー

その後、他のお客さんに呼ばれたトムさんは「ゆっくりしていきなよ」と、でかいクラブサンドを一生懸命咀嚼しているわたしの頭を、ポンポンと撫でて行ってしまった。











横町行く為に、父のようにレンガに苦戦したり、
辞書を持ちながら書店で本を立ち読みしたり、、

半日が過ぎるのなんてあっという間だった。





夕食を摂って、トランクの整理をすると、あり得ない量の荷物が収納された。
父が「トランクはこっちで買いなさい」と言った意味が分かった気がする・・・。


しかも、一番良いヤツだから従順なんだと。


なんだか、わからない・・。


けど、魔法界てマジすげぇ所なんだな!てのは理解出来た。


「すごいねー?」とベッドの上で私の作業を見守っていた、猫のシキに言うと「にゃー」と鳴いた。




・・かわゆす



「さて、明日は早いから早めに寝ないとね!」
「にゃー」
「(・・・やっぱり、かわゆす・・ッッ)」




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