!Attention!

・千歳×涼
・本編と関係なし
・付き合ってる
・微エロ
・R15
・めっちゃ短い


・なるべくエロくならないように書いたのでエロに期待しないでください


以上を踏まえてお読みください。



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携帯の着信音が突然部屋に響いた。

すぐ隣にあるガラスのテーブルの上で震えながら存在を主張する携帯。
俺の携帯の着信音ではない。ということは…
千歳の携帯だ、と目だけそちらに向けながら心の中で思った。


「ねえ」


無視を続ける千歳に、声をかける。
5コール目、10コール目。それはなかなか鳴りやまない。
大事な用なのでは?

俺の声に千歳もそちらに視線を送った。
けれど「いいだろ」とだけ言って、熱い吐息を俺の耳に溢す

いいだろって、そんな。


「きゅ、うようだったら、どうすんの…」

「こっち優先。」

「おまえさ…っ」


こんなの優先するなんておかしいだろ…!

窮屈なソファに二人。
寝ている俺に、千歳が覆いかぶさっている。

俺のシャツは鎖骨らへんまで捲られていて、ズボンも脱がされている。左足に一応絡んでいるだけの状態。
俺の息が上がっている理由は千歳が俺の肌に触れているから。
つまり、情事の最中。
その途中に、誰かが電話をかけてきたのだ。

普通に考えて、電話優先でしょ。


「千と…ひっ、」


そう思って、もう一回千歳を止めようと口を開こうとしたら千歳の腰が動いた。
俺を黙らせるつもりだったのか、ぐっ、と奥にアレを押し込まれる。案の定全身に快感が襲ってきて言葉が続かなくなる俺
咄嗟に手の甲で自分の唇をおさえた


「なんで抑えてんの」

「っ、む、かつくから、」

「ふうん。」


必死に声を我慢する俺を見て千歳は楽しそうに笑っている。
この顔。この愉快そうな顔を見てると本当に腹が立つ。
声を抑えてる俺が馬鹿らしくなってくるじゃんか


「じゃあ、頑張って」


そう言って、俺の足を千歳が持ち上げた。より深く繋がってガクガクと震える下半身。
千歳の律動に揺れに合わせて軋むソファと、俺の小さくて短い喘ぎ声が部屋に響く

いつの間にか着信音は消えていて、まるで俺らの空気を読んだかのようだった。
機械に空気を読まれる俺らって。

つか学校の昼休みの最中になにしてるんだよ。
昼ご飯、食べ損ねたじゃん。




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嫌になるほど頂戴