さよなら宇宙
雨と紅茶
追いかけないでよ
なきむしを閉じこめて
食卓にかざろう
うさぎのビールは嫌いなの
月をすくったよ
朝の切れはしの刺繍
少年がとろけた森
ちらばる星屑の上で眠ろう
少女の庭
きみのゆめに蓋したしおり
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雪でも降ろうものならば、きっとわたしは、ゆっくりとこの白いからだを彼らに溶かされてしまうだろう。
悲しくなんてない。ただすこし、泣きたいだけ。
BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」
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