その前に泣いてしまおう
あたらしいおわり
とうに失くしてしまったから
あたくしうさぎだったなら
眠れない日々にはつめたい夜を
彼の淹れた珈琲はやさしくない
ざわめきを食む
横顔、満月、さよなら愛しいひと
きみの名前をうたいたい
ミルクの底で眠りにつくよ
純潔の湖
もう一度この景色を見に来よう
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