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満面の笑みでグラタンを頬張る俺。心も身体もスッキリした俺はかなりの量を食っている。
「そんなに食べたら、ケーキ食べられなくなっちゃうわよ?」
「食えるもん」
笑っている先生。先生もグラタンが好物らしくて、喜んでいた。むしろ、グラタンが嫌いな人なんているんだろうか。
先生と目が合って、さっきのことを思い出す。顔が赤くなってないか心配だ。
先生の大きな手で、先生の大きなモノと俺のを一緒に……ってコラ! 思い出しすぎだ! また興奮してきちゃうだろ。
結局のところ、美奈子さんというのは弟さんと同い年の幼馴染みで、先生にとっては妹のような存在らしい。俺が勘違いして勝手に嫉妬してただけ。
でも、俺がヤキモチ焼いたって知った先生は嬉しそうだった。
俺は、この男が好きだ。
毎週金曜日にやって来る家庭教師。優しくて、格好よくて、エロくて、怒ったら怖い。だけど、俺はこの男が大好きだ。
end.
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