おまけ




「ちわーす! あ、ちーちゃんだ。久しぶりだな」

「こんにちは、栗原先輩」

「まぁーた、ひーくんとイチャイチャしてんね。ほんとラブラブじゃん。いつから付き合ってんだっけ?」

「つ、付き合う!?」

「え、付き合ってねぇの?」

「俺達そんな! ね、悠仁?」

「んー……」

「でも2人ともお互い大好きじゃん! でしょ? ひーくん」

「うん……大好きだよ……」

「ちーちゃんもだろ?」

「はい、大好きですけど……それとこれとは……」

「そーなん? まー、俺も恋愛とか分かんねぇんだけど!」

「一緒にいれたら……いい」

「俺も」

「じゃあ、なんでもいっか! みんなでケーキ食おうぜ。俺買ってきたんだぁー!」

「ケーキ……」

「はい、じゃあ手を合わせてくださーい」

「いただきまーす!」


『ずっと一緒にいられるなら、何だっていいよね』

 そう確かめ合うように、微笑み合った。


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