おまけ




「……ぁっ、あァ……!」

「……文也」

「な、んだ……?」

「ゴムとかないんだけど……いい?」

「……ダメに決まってんだろ。用意しとけよボケェ!」

「こんなおいしい展開になると思わなかったんだよ。すぐ寮のコンビニ行って買ってくるからっ」

「……もういい。萎えた。……仕事すんぞ」

「えぇー! 俺は萎えねぇって! 待って、ナルチャーン!」

「便所行って抜け」

「ちょ、そりゃないって! やっと右手から卒業かと思ったのにっ」

「バーカ。……また今度な。次はちゃんと用意しとけよ」

「まじかよー!!」


『今度っていつなの?』

 そう真剣に尋ねたら、君の顔が赤くなった。


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