おまけ
「幸介。身体、平気？」
「うん。まだ、……する？」
「それは……幸介次第、かな」
「……とか言って動くなよ。ん……ァっ」
「幸介、いま、幸せ？」
「な……アっ、んだよっ、急に……ンッ」
「……答えて？」
「幸せだよ。当たり前だろ？」
「ヤバイ……ニヤける」
「おい太一、止まんなよ。中途半端にされんの嫌いなんだよ」
「そんなこと言うと、まためちゃくちゃにするよ？」
「……いいから、さっさとヤれよ。ひァ……っあッ……ンっ！」
「幸介……っ、愛してる」
「お……れもっ愛、してるっ」
「ヤッベ……！ ヤバイって」
「ア……ッ、太一ぃ……！」
『名前呼ぶのは反則だよ』
俺はそう言って、笑った。
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