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以下、拍手お礼文
(御曹司と婚約する)


「ダイゴさん、見てください!!」

帰宅早々、私はリビングのソファに座ってお気に入りの石を磨いているダイゴさんの下へと駆け寄り、あるものを差し出す。

彼は不思議そうに私を見て手の中のものを見た瞬間、カッと目が見開き、私の手ごと力強く掴んだ。

「こっ、これは…っ! どこでこれを…!?」

目をきらきらと輝かせ、興奮気味に尋ねてきた彼を見て少し悪戯心が働き、彼の手から逃れて見えないように石を隠せば、慌てたように手を伸ばしてくる。

「な、なんで隠すんだ…!もっとよく見せてくれ!」

「どうしましょうかねー」

彼がここまで興奮する理由、それは私が今日ミクリさんに貰ってきた、この珍しい石にある。

よくダイゴさんからこの石について聞かされており、私もミクリさんに「そういえばこの石を知り合いからもらったんだが、私にはさっぱり価値がわからないからあげるよ」なんて言われた瞬間には、今の彼のように興奮したものだ。

私に手を伸ばしてくる彼を避けつつ、あることを思いついた私は1つのモンスターボールを彼の目の前に突き出す。

「私とバトルして勝てたら、この石はダイゴさんにあげます!」

「…本当だね?嘘はいけないよ?」

「もちろんです!」

言い切った瞬間、いつもは穏やかなダイゴさんの目が本気のそれになり、意気込んで家の外に出て行った後ろ姿を見て、若干後悔する。

「…あれ、これ私終わった?」

モンスターボールから出した相棒のキュウコンに呟けば、彼は呆れたように息を吐いた。


もちろん、その後のバトルではダイゴさんにボロ負けした。







「なんで今日に限ってそんなに強いんですか!!!いつもは接戦なのに!」

「人間、本気で手に入れたいものが目の前に現れたら強くなるものだよ」

「石を頬に擦り付けながら言われても説得力ありませんから」

嬉々として家の中に入っていく彼の後ろ姿にかえんほうしゃでも放ってやろうかと思ったが、それはキュウコンに止められた。というか指示を無視された。
…次こそダイゴさんに勝ってみせる!




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