(日記)天槍のユニカ初案A +
えーっと、前回は公国の兄弟がやって来るいきさつまで書いていたので、今回はその兄弟について。
ディルクさんもエイルリヒも結構そのまま設定が残っています。
@エイルリヒとは父親も母親も違う
今と違うところは、母親がすでになくなっており、エイルリヒは後妻の息子というところです。あと、ディルクさんの父親が大公でないかどうかは、限りなく黒に近いグレー。
母親が死んでいるので真相は分からないが、周りからは「きっと大公の息子ではない」とみられている厄介者です。
A上記のような理由で地方の軍育ち、失脚して中央に戻され、公子らしくない地位についてしばらく半ニートしてた
今のディルクさんと違うのは、ルウェルやクリス、レオといった仲間がおらず、そういう閑職につけられていたことが不満という点です。
ユニカを上手いこと始末しシヴィロ王国の暴走を止めるために一定の功績を挙げれば、公子として認めてあげるといわれ、かなり積極的にユニカを殺すために行動を開始しました。
エイルリヒの今との相違点を考えてみたけど…ティアナやレオがいない分、残念な一面をさらさずに済んだことくらいじゃないかな…笑
最初期の原稿読んだら、いきなり猫のお腹に顔うずめてスーハーしてたのでやっぱりそうかわりませんねww
ディルクさんとの関係も、必要だから兄弟らしくしているというやつです。
あとは、エイルリヒが帰国しないままずっと話が進んでいくので、やる気のあるディルクさんと彼の監視も兼ねていっしょにやって来たエイルリヒは裏でしょっちゅう喧嘩してることになったと思われます笑
さて、そんな設定でユニカと合流した二人は、ユニカがお人形のようにきれいでただの世間知らずな女の子のように見えることに驚きます。
兄弟から会いに行くことは出来ませんが(王様が立ち入り禁止に定めている場所に彼女が住んでいるため/現在にも残る設定)、ユニカ自身は王城をうろうろしてもよいことになっているので、兄弟に会う度に次の待ち合わせを指定されて、兄弟との交流を重ねます。
そのうちにユニカに対する方針が別れていくディルクさんとエイルリヒ。
ディルクさん:意思疎通が出来るのだからたらし込んでこちらのものにしてしまうのはどうか。強い力も持っているわけだし。
エイルリヒ:ユニカは殺処分一択!可愛い姿でもアレは人間じゃない。思い通りに出来るはずがない。だいたい「誰が」ユニカの手綱を握るのか。ディルクは竜の力を手に入れて公国を乗っ取るつもりではないのか。
エイルリヒに言われたディルクさんはある意味ショック。
そういう方法もあるな、っていうのと、やっぱり自分はそう疑われる人間なんだ、ユニカをうまく殺せたとして、公国に自分の居場所が本当に出来るのか?
意見が食い違った兄弟はどんどん険悪に。
やがてディルクさんは一人でユニカと会うようになります。
ユニカを手に入れたら自分の国が築けるかも知れない。どうせ公国にもどっても…なら、いっそユニカの力に賭けてみようか、と思いながら、ユニカと仲良くなっていくディルクさん。
たぶん、プロットに詳しくは書いてないけど、何も知らないユニカに「人間の愛情表現を教えてあげる」とかいってちゅっちゅしてるんだ…許しがたい…ディルクさんめ…
そのうちユニカも仲良く≠オてくれるディルクさんにポヤポヤした気分を抱くようになっていくのでした。
恋愛ファソタヅーっぽくなってきたところで続きはまた来週です。
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