僕が彼を気になり出したのは三国志の時代に行く前
練習をしていた時に僕たちの前に現れた時だった

僕は雨宮太陽が気になりまた好意を抱いていた

「フェイ君」
「!雨宮君、どうかした」
「太陽でいいよ。それより少し話さない?」
「構わないよ。じゃ、あそこのベンチで話そう」
「あ、出来れば外で話さない?」
「?いいけど.........」
「じゃ、行こう」

僕の腕を掴みサッカー棟を出る
一体、話とはなんだろう?そんな事を思いながら太陽の背中を追いかける

「ごめんね、いきなり連れ出して」
「そんなことないよ。それより話って何?」
「うん。実はね僕、フェイ君が好きなんだ」
「え.......」

今、太陽はなんて言ったんだろう
好き?僕のことを......

「例え君が未来から来たとしても僕は君が好きなんだ。フェイ君が好きなんだよ」
「いつか消える僕を好きになってもいいの?」
「そんなこと僕はさせないよ」
「え.......っ?」


ぎゅ


「こうやって僕の腕の中なら君は消えないでしょ」
「っ!/////」
「ねっ。君の答えを聞かせて」
「........僕も君が.......太陽が好きだよ」

僕は恥ずかしくなり顔を隠すようにギュッと抱きつく

「ありがと。僕もフェイが好きだよ」

太陽の腕の中で目を閉じる
彼の腕の中は暖かった
例え未来に帰る日が来ようとも僕は太陽の腕の中に居たい






(好きだよ........君が好き.........)



君の腕の中



-----------------------
祐奈様より1周年祝いで雨フェイを書いて頂きました!ほのぼのな雨フェイちゃんに癒されました。どうもありがとうございました(^^)


<<