*保健の先生/エクスタピアス


「今日新しい保健の先生来たやん」
「あーあのあざとい女な」
「あざとい?」
「あのベッタベタな女保健医ね」
「ベッタベタ?」
「で?その保健医がなんなん」
「あ、ああ、おん。あの人さ、わりと美人やんか」
「謙也さんの好きそうなロリ顔ですよね」
「別に俺はロリ顔好きなわけとちゃう!」
「いや、謙也絶対好きやん」
「ちゃう!っちゅうかロリ顔かどうかは今はええねんて」
「ほなら何が重要なんすか」
「…おっぱいや」
「は?」
「巨乳やーって男子みんな騒いどんのや」
「…あっほやなー、謙也。あんなん信じるなんて」
「え?」
「あれ、絶対盛ってんで」
「盛っとるて?何を?」
「乳」
「嘘やん!」
「嘘ちゃう。なあ、財前」
「はあ。明らか寄せて上げてますねえ」
「な…よ、寄せて上げるて…なんやそれ、女子ってそないなことしとるんか!」
「今の女性下着はすごいねんで」
「っつか謙也さんの反応にドン引きっすわ」
「や、やってそんな技があるとか知らんかったし…ほんならあの先生ほんまはおっぱいなんぼやねん」
「さあー…」
「あれはBの75や」
「え?ほんま?っちゅうかなんでわかんの」
「見た感じ間違いないで!(どやぁ)」
「へーすごいなあ白石、見ただけでおっぱいの大きさわかるんかキモ」
「自信満々なとこがまたさらにすごいですよねキモ」
「…あんなあ…俺かて傷つくんやからな…」
「傷つくとか(笑)」
「財前、笑たらあかん(笑)」
「……近頃部員が反抗期です…ぐすっ」
「もー、冗談やんかー。すまんすまん(よしよし)」
「まあ近頃と言いますか、今さらっちゅー話やと思いますけど…」
「……謙也ああああ財前が冷たいいいい!」
「あーもう財前!お前余計なこと言うなや!」
「はいはい」
「うう…まあそんな可愛げない財前も可愛いけどな!」
「はいはいどうも……ほんで、何の話しとりましたっけ?」
「えー?あれ、なんやったっけ…?あかん忘れた」
「忘れたってことはどうでもええ話やったんやない?」
「そうかもなー…まあええか!」
「謙也さん鳥頭やから忘れてもしゃあないしゃあない」
「あれ…今自分馬鹿にしたやんな?」
「エー気のせいっすわー」



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謙也はコロコロ話題変えるから前の話をすぐに忘れそう。

余談だけど、ニワトリって三歩歩いたら記憶飛ぶらしいです。


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