6月4日の夕方とその翌日




「あ・・・」

「どうした、克哉?」

「ここ、いつの間にか咬まれてたみたいで・・・」

「蚊か?」

「たぶん・・・。まだ6月なのに」

「最近は気温が高いからな。・・・薬を塗ってやろう」

「だ、大丈夫ですよ!腕なんだし、自分で出来ますから・・・!」

「遠慮することはない。私がしたいだけだから」

「うぅ〜・・・。じゃあ・・・お願いします・・・」

「最初から素直にそう言え。・・・・ほら終わった」

「ありがとうございます」

「咬まれたのはここだけか?」

「え?あ、はい」

「それなら、ここは?」

「!!そ、それは、孝典さんが・・・」

「酷いな。私を虫扱いするのか?」

「そうじゃなくて・・・、・・・ッ!」

「・・・油断して咬まれる、君が悪い」

「孝典さん・・・」





「あれ、佐伯君。また虫刺され?今度、よく効く薬をあげるよ」

「ぅえ!?あ、え、と、四柳さん、これは・・・」

「あ・・・。あ、うん・・・何かごめんね」





日記から再掲の、カウントダウン3日目です。
四柳さんの公式ビジュアルを初めて拝見した時の興奮が冷めぬ内にと書きました(長い)
御堂さんと並んだら、そりゃ女のひとも男の人も、ほっとかんでしょう!


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