*やりすぎ注意2
「期待してんの、やらしぃね ルー兄」
「お前、ルクか?」
「何、アシュ兄…俺今ものすごく虫の居所が悪いんだよね…」
ギロリと睨まれ、何故かアッシュも固まってしまう。
「ルクちゃん、ごめ、ごめんなさ…怒っちゃ、やだ」
「怒ってないよ、今はルー兄をどうやって鳴かそうかで頭いっぱいだから…こればっかりは可愛く謝っても駄目だからな」
そのままルファークはアッシュの動きとは反対になるようにアイスを動かした。
「ひぁっ!おかしくなっちゃう、よおぉ!」
「なっていいぞ、ルーク」
「俺とアシュ兄でしっかり面倒みるからさ」
腰を揺らしながらルークは短く、甲高い声を断続的に上げ、アッシュに寄りかかっていく。
「あ、ん…も、あいす、おなかいっぱいぃっ」
「じゃあ今度は何が食べたいんだ、ルーク」
言ってみろと促されルークは、あえぎあえぎ口を開く。
「んぁっ、…あついの、ふたりのっあついのちょうだいっ」
「どこにほしいか見せて?」
弟の楽しそうに細められた目がルークを射抜く。
「やぅっ、やぁ…!」
「ほら、ルーク…ルクにどこに欲しいか見せやれ」
「ふあぁっ!アシュにっこんなっやめてぇ!!!」
ルークの膝の裏を持つとルクに秘処を全て晒されしてしまう。
「やだっ!みないでっるくちゃ!!みないでぇっ!!」
「なんで?ルー兄のここ凄く綺麗なのに」
「あぁっ、」
裏筋を伝う精液にそって根元まで指を這わすと、ルークは鳴いてアッシュの首に顔を埋めようともがいた。
「ルーク、きちんとルクに教えないとずっとこのままだぞ」
「んっんん…」
アッシュの優しい声(あくまで声だけ)に、囁かれルークは魔法にかかったようにルクの手を掴むと、ひくん、ひくんと震えるそこに持っていく。
「ここ、に…ここにほしぃ、るくちゃ、あしゅに…」
「良くできたな、ルーク」
アッシュがルファークに目配せをすると、アイスをくわえていたそこに一本だけ指を沈める…抵抗はほとんどない。
「アイスのおかげだな」
「これなら入れて平気だよ」
「ふぁ、んくぁ…」
ちゅぽんと音が響き抜かれると代わりにアッシュのがあてがわれた。
「あっあっ」
「ふ、そう期待するな」
「あしゅにぃっ!」
指より太く熱いものがルークの中を侵入していく。
満たしていたチョコミントのアイスがさらに溢れ、アッシュのジーンズを汚していった。
「ふぁ、ひっン!」
ズンっという衝撃にルークは背を反らす。
アッシュが入ると同時に、ビュクンと先端から精液が噴く。
「スゲェ…あれだ、ところてん見てぇ」
まじまじと感想を言ったルクに、アッシュは「夕飯に出てきたら思い出すな」とニヤリと笑った。
「あっ!あっ!あっ!」
「いい具合だな、ルーク」
「んんっ、い、きもちぃー…」
はふっ、と息を吐いたルークは男とは思えない程、扇情的でルクは顔を近づけると、ルークに口付ける。
「んくっ、ん、ん」
「ルクいいぞ、入れてやれ」
「…っ、うわ、狭…」
「あっぐっ!」
指でさらに広げ、アッシュが侵入しているアナルにルクのものが飲まれていった。
「ルー兄のここ、まだ入る」
「くるし、ぃっよ!ぬい、て」
「自分から腰揺らしてるからだろ」
「ちがっ」
「言っとくが俺もルクも動いてないからな」
確かに兄はソファに頬杖をついてるし、ルクは自分の手を握っている。
「こんなのっ、!」
「大丈夫、…ルー兄淫乱扱いしてっけどそしたら俺らマジで変態だし…ルー兄だけじゃヌェーって」
「ア、ンっ!るくちゃんン」
ルクが諭すと、アッシュは舌打ちをしてそれ以上、会話できないように内壁を突いていく。
「ほら、しっかりついて来いよ、ルク」
「わかってるっつーのっ!」
「ああぁっ!やっ、はげしっはげしいっよっ!!」
ぐちゅん!ぐちゅん!と中を進められ、ルークの意識はすぐに飛び、攻めていた二人も、あまりの気持ちよさに高みだけを目指して動いた。
「らめっもぉっ!いっちゃ、いやあああぁあぁっっ!!!」
「っ、く!!」
絶叫に近い声をあげると、ガクン!とルークは失神してしまった。
そんな、兄を見てルクはやってしまったと余韻に浸りながら思う。
一週間は口をきいて貰えないんだろうと一時の快楽に負けてしまった自分を、少しだけ呪った。
しかし、ルクには左手一発のお咎めだけで無視されることはなく(精一杯、起きてから尽したおかげ)、アッシュに至っては、左手の後に放った余計な一言により、幻の右手までくらってしまった。
日曜日に腫れが引いたことは、後々、奇跡だと姉妹たちの間で伝説になった。
やりすぎ注意。
END
――――――――
19万打の作品です^p^
[ 79/87 ]
[*prev] [next#]