*Love! Love!! Love!!!





「そこにしゅわれぇー」
「誰だ、ルークに酒飲ませたの」
「聞こえてんだきゃらなぁー、あしゅにぃ〜…早くしゅわれー!!」

ひっくとしゃくりあげて、ルークはテーブルをバシバシ叩いた。

「ほら、ルーク 呂律回ってないからもう寝るぞ」
「やらぁー!!!」

いつもなら反抗できない長男にルークは酔った勢いで抵抗する。

「てめぇ、犯されてぇのか」
「ふーんだ、しゅればいいじゃん!あしゅにぃのへんたーい、きちくー、ごうかんまー」

どこから覚えてきたのかそんな単語ばかり並べて。

「ルーク」
「あしゅにぃなんてキライー!!
るーくがこぉおんなに、しゅきってゆって、あいしてりゅってゆっても、あしゅにぃはあいしてゅって、いぃ〜っかいもゆってくれにゃぃも」

だんだん、泣き声に変わってきて流石の長男も焦る。

「あー、アシュ兄泣かせた」
「最低なのー」
「るくもー…るーも…るかも、ねえちゃも、みーんな、るーくのことあいしてゅってゆってくれるにょに…にぃにはゆってくれにゃい
にぃには、るーくがキライにゃんだー!どーしぇ、るーくはちゅごうのいい、おとうとにゃんらよ」

ぐてんとソファに転がってルークはポロポロと涙を溢す。

「ルーク」
「やぁ、おこるー、ききたくにゃい」
「怒ってねぇからきけ」
「ぅ」
「…愛してる」

目を伏せてちょっとヤケクソ気味で。

「もっとぉ、もっと、あいしてゆってるーくにゆって!
るーく、にぃにのことあいしてゆよ にぃにしゅき だぁぁいしゅき しゅんごく、あいしてゆんやからぁ」
「あぁ、わかってる、まったく」

ぎゅっとルークを抱きしめて姫抱きにする。

「なんか、腹たつな」
「アシュ兄だけずるいよね」
「おい、お前ら!俺はルーク連れて、寝るからな」
「るくーるー、きーてきーて」

手招きするルークに呼ばれてルクとルーが近寄ると「るーくのこと、しゅき?」ときかれる。

「俺、ルー兄のこと好きだぜ」
「ルーも、大好きなのー」
「よかったー、おやしゅみ」
「「おやすみー」」

あの、ふにゃふにゃのルークを一人これから堪能するであろう、長男に軽く殺意を覚えた三男と三女でした。

「ふふー」
「こら、ルーク 足をバタバタさせるな、落とすぞ」
「にぃに、るーくのことおとすの?」
「ブッ!」

お花の飛んでるルークの破壊力の抜群さにアッシュは、ふいてしまう。
変に悪戯心が擽られて、このまま寝るのが惜しくなってしまった。


「あしゅ、に?」
「…覚悟しろ」

蹴破る勢いで、ドアをあけるとベットにルークを放る。

「ふゅっ」
「ふん、」
「にぃ、ぁっ」

するりと腹を撫であげながら、アッシュの手がルークの服の中に入り込んで、乳首を摘む。

「ほぅ、酒の力か」
「ん…ふ…ぁあ」

抵抗もみせず、力なくベットに倒れる様子はなんとも、淫らでアッシュは熱い溜め息をはく。

「や、やぁっ」
「赤くなってる」
「にぃ、ちゃぁっひぅ!」

チロチロと舌で乳首舐め、もの欲しそうな顔をしたら吸い付いてやる。

「あっあぁっ!!」
「こっちも、濡れてる」

天を向いたルークの性器を撫でる。それから、握ると上下に扱いた。

「ひあぁっ!にぃちゃ、にぃにいぃ!るー、めぇなのぉっ!!」
「たっぷりイケよ、」
「ふやああぁあっぁ!!!」

ビュクビュクと飛んだ精液はベットリとルークの顔や、腹を汚した。

「ん、あしゅに、こっちもぉ…」

ぬるりとした自分の性器に指を絡ませ、濡らすと秘所を人差し指と中指で割る。

「、淫乱」
「あっアアっ!!やら、やらぁっっ手ぇはなしてぇっっ」

ルークの指に自分の手を重ねると内壁を探ってやる。

「にぃちゃぁっ、にぃちゃぁっっ」
「熱いだろ、今日は格別もっと熱いぜ?」
「ちゅい、あちゅいからぁっっ」

舌ったらずのルークはもう意識さえ溶けて、ただただ、もの欲しそうにアッシュを呼ぶ。

「にぃ、にぃー…」
「欲しいのか?」
「ほし、ほしぃっ…にぃちゃのあちゅいのぉ」

懇願したルークの蕾から指を抜き、自身を充てると「ンッ!」と小さくルークは鳴いた。

「愛してる、ルーク」
「ふぁっ!?!ひっあああぁあっっ!!!」
「っ、く」

挿入時にルークは吐精し、中がきゅうぅっと絞まりアッシュは堪える。
危うくイってしまいそうな締め付けに唇を噛んで休まず、ピストンを繰り返す。

「ひっ!やっ!あっあっ!!」
「愛してる、ルーク、愛してる」
「んんあぁっ、るーくもるーくも、にぃにしゅきぃ、しゅきっあいしてゅ」

アッシュでさえ、熱に浮かされたように繰り返し、快感を追い続ける。

「ひぃっ!ああぁ、やぁぅっ!!にぃにっにぃに!!」
「っ、イケ、よっっ」
「んああぁアァ!!!」

ルークが果てるのを感じるとアッシュも全てを中に注ぎ、荒い息を整える。

「ん、ぁ、しゅ、にぃ…」
「ルーク」

ちゅく、ちゅっと軽いキスを交した。

「あっぁ!」
「―…もう一回、つきあえ」
「ふああ!!るーく、こわれちゃぅよぉ」
「そうしたら、俺が貰う」


そう、『愛』しているんだから。
言葉に出さなくたって、絶対に。










次の日、ルークの絶叫でファブレ家の朝が始まることは言うまでもない。



END




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