次女が労わると




「ルー兄」
「んーどうした?」
「お疲れさまなの」

机に向かっていたルークにルカはほほえむ。

「これ、お兄ちゃんに」

そういって差し出したのは作りたてのホットケーキ。

「ありがとう」

なんていったってルークの好物の一つだ。

「今日は母の日だから、ルー兄に感謝を込めて作ったの」
「ん、美味しいよ」
「へへ、よかった…」
「ルカ」
「ふむっ」

一口サイズのホットケーキがルカの口に放りこまれる。

「二人で食べるともっと美味しくなるよ」

それから、ルークはルカの額に軽く口付けた。


END





[ 45/87 ]

[*prev] [next#]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -