デート相手を決めましょう!




「それじゃあ行くよー!せーので別れましょっ」

ルーの一声で出したのはアッシュとルーがチョキ。
ルークとアシュリアがパー。
ルファークとルカがグー。

「やったー!アシュ兄とだ!服と下着買って!」
「ぶっ!それはアシュリアと行け!!」

「何色がいい?」とルーにからかわれているアッシュを尻目にルークとアシュリア、ルクとルカが支度を済ませる。

「アシュ姉、食器屋の近くに雑貨屋もできたんだよ、ついでに行こう」
「あぁ、いいぞ」
「じゃあ、アシュ兄戸締まりよろしくね」

涼しい笑顔で手を振って出掛ける二人。

「じゃぁ後よろしくなー」
「ふ、二人ともいってきますっっ」

すたすた歩くルクにルカは慌ててついて行った。

「俺たちも行くぞ」
「レースいっぱいのワインレッドなんてどう?上下で」
「げほっごほ、ルー!」
「わかってるって早くいこ!」


咄嗟に出したチョキをこれほど恨む時はないだろうとアッシュはため息をついた。





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