長女と二男





「…」
「アシュ姉?」
「……トリックオアトリート…」

ルーに遊ばれたのか猫耳を付けて小声で言う。

「はい、パンプキンプリン」

ぴくりと猫耳が動く。

(あれって動くんだ…)

「ルー…ぁりがとぅ」

アシュ美の気持ちを表すようにペタリと耳が折れた。

「アシュ姉、俺には?」

「ぇ…ぁ」

「じゃあ、これがいいー」

ルークはアシュリアの頭にちゅっとキスをした。


ルークのパンプキンプリンが大好きで。
マグカップに作られた温かい黄色にアシュリアは満面の笑みを浮かべた。



END

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