次女と二男



「ルカ、トリックオアトリート」
「…はい」

差し出されたのはマドレーヌ。

「美味そう…」
「あ、味は保障できないから別に捨ててもいいんだからね」

プイッとそっぽを向いた。

「ん、ぅまい…」

「ほ、本当?」

「俺の好きな味だ…」

「///」

「今度一緒にお菓子作ろうか」

「る、ルー兄がそういうなら別にいいよ」

「あぁ、たくさん作ろうな」

ルカの頭を撫でてルークは笑う。


お菓子も素直で可愛いなとルークは思った。



END


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