海へ行くその2


「ルー兄、何してんの?」

バケツ片手に海の中にたたずんでいるルークにルーが声をかけた。

「ん?アサリとってるんだよ」

「こんなにとれた!」と満面な笑みで報告しにきた、ルークにアッシュとアシュリアが目頭を押さえる。

「ルー、アサリくらい買ってやるからわざわざ海にきてまで、貝をとるな」
「何言ってんだアシュ兄!明日の味噌汁の具になるんだよ!しかも、タダで!」

熱く語るルークに全員が憐れみの目を向ける。

「みんな、結構遊んだよね?じゃあ、アサリとるのて・つ・だ・っ・て?」

恐いくらい笑顔のルークに誰が勝てるだろうか。






「つーか、ルー兄こんなんに育てたのどいつだよ」
「たぶん、アシュ兄とパパとママだと思うな」

「でっかいの見つけた!」とルカと騒いでる主夫をルクとルーは見ていた。





「タダより安いものはない!!」

BYルーク






[ 13/87 ]

[*prev] [next#]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -