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「あ、ルカが呼んでたよ」
「ガイのとこ?」
「うん、来てくれーだって」

ぽてぽてとルークが歩いていくと扉の前でぴたっと止まる暫く直立不動でいたが意を決してノックする。

「どうぞー」
「ば、ルカっ!」

開くと同時にガイの焦ったような声。

「ルカくん、趣味悪いよ」
「おまえの嫌そうな顔見たかったんだ」

絶頂に達した後のルカが色っぽく息を吐くと髪をかきあげる。

「ルークもまざる?」
「遠慮しとく…ごめんね、ガイ」
「いや、ルークのせいじゃないさ、ほんとにこいつは」
「そんなに怒んなよ、ガイー悪かったってば」

「ちょーっと悪戯しただけじゃねぇか」とルカは笑みを深くした。

「で、用事ってなに?」
「…さっきの続き、しよーぜ」
「馬鹿…違うだろ、次の依頼?」
「…そういうこと、はい写真」
「二人…?もしかして」
「もしかしなくても、互いに互いの殺人い・ら・い〜」

ニコニコと笑ってルカは足をバタつかせる。

「へぇ〜…わかった、いつ?」
「火曜」
「ん…」
「ルーク、愛してる」
「もう、調子いいんだから」

伸びてきた手に答えるようにルークは、膝をついてキスをした。

「ルーク…」
「だ、め、キスだけ!」
「なんでだよ、」
「だって、ガイがっ…」

いるという言葉はルカの口の中に飲み込まれる。
舌が絡み、体に指が這うとルークはそれだけでくぐもった声をだし、身を震わせた。











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