再思

愛してるって言った君の顔
君にも見せてあげたかった
あんな顔で愛してるなんて
気付かない私だと思ったの
好きなのは私だけだなんて
ああなんて残酷な話だろう
変わらない笑顔を浮かべて
ただ私の隣に、心に居座る
君を信じられればよかった
君を信じてあげたかったよ
気付かぬふりが出来るほど
私は大人なんかじゃないの
電話越しに告げるサヨナラ
引き留めてほしい、と思う
でも君はやっぱり君のまま
何てことないような口調で
いいよ、なんて言うんだね
私はもう何一つ言えないよ
ただ笑って終止符を打とう

明日は必ずきて、過ぎゆく
その日々の中にいきる私は
君にとって通過点みたいな
そんな些細な存在なのかな
悲しいけど現実なんだもの
それでも、そうだとしても
君が君の世界と決別した時
その時はまた私の所に来て
愛してるって囁いてほしい
私はきっと君を受け入れて
そして最大限最大級の愛を
君に注ぎ続けるはずだから


(ふたり一緒に幸せになろう)