白い和紙の記す先へ


※完全におまけ要素です。
出典:ぷよクラより『フェノ』
完全にオリキャラです。それでもよければどうぞ。



白い雪はまだ止まない。
その雪と同じ色のカードが導く場所へ行けば――

「あ、フェノ」
「フェッ、フェノ!?」

十界の主が居た。
ってえ!?

「ちょっ、八大地獄の警備は!?というか研究所組は!?」
「ああ……まあ大丈夫だよ、きっと。一応閻魔ブン殴っておいたし」

全然よくないと思うのは私だけじゃないよね。
閻魔様を殴るってどれだけ凄い力持ってるんだろう……
流石、十界の主。

「それにしても本当に魔導界はいいね。フェノやアミティやレムレスみたいに楽しいのが沢山」
「あれ、フェノの世界は違うの?」
「四悪趣と人間界行ってみな。多分絶望できるよ」

フェノは苦笑いしながら呟いた。
目はあさっての方向に向いている。
そんなに凄いところなんだ……十界。

「そうそう、そういえばフェノ。なんで私を此処に?」
「え?……ああ、そうだったね。実は研究所の方でちょっとしたパーティやっててさ。
ラフィーナがクルークの嫌がらせを受けてアミティ達連れて逃げてきちゃって」
「へー……」
「フェノもどう?」

彼女はふんわりとした優しい笑顔で問う。
この後特にすることもないし……別にいいかな?

「そうだね、私も参加するよ」
「やった、新メンバーゲット!」

頷くと、フェノはガッツポーズしながら飛び上るほどのオーバーリアクション。
本当に十界の主なんて神聖な位に立っているのか、というくらい。

「……さ、行こうか」
「うん!」


さて、二次会いってみよー!


…………………
ごめんなさいふざけすぎました。反省はしている。
だが後悔はしていない

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(2/7)
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