鬼はー外ぉー!福はー内ぃー!


さて皆さん。
今日は何の日でしょう?

そう。2/3。節分です!
というわけで。

「鬼はー外ぉー!」
「おーん……」
「ナマエ!何でおにおんにまくの!?」

アミティ、ちょっとした悪ふざけだよ。
ごめんね、おにおん。
彼は許してくれたのか、頷いてどこかに行ってしまった。

私の場合、鬼を見つけたらすかさず豆をぶつける努力をしています。
え、努力なんて必要ない?知ってるよ。

「………某青い魔物(?)もびっくりだよ」

そ、それは気にせず。
さて、次なる相手は?

「鬼はー外ぉー!闇の貴公子もー外ぉー!」
「なぜ私にも豆をぶつける!?」

次なる人。サタンだった。

「いや、だって鬼みたいだし」
「他のヤツらだっているだろう!」

いやー、おにおんはさっきやってきたし、ドラコとかリデルはかわいそうだから。

「私はどうも思わないのか!?」
「もちろんさー!」
「……ナマエ。ひどすぎだろーう!」

さて、そんな闇の貴公子は放っておいて。
次、行ってみよう!

「鬼はー外ぉー!闇の魔導士もー外ぉー!」
「俺は鬼じゃない!!」

お次はシェゾ。
みんなから『ヘンタイ』って言われるわけだし。

「わざとではない!!」
「はいはい、わかりましたよー」

てきとーに返事をしてその場を立ち去る。
今度は誰に投げようかなー?

「ナマエはー外ぉー!」
「うわあっ!?」

豆が私に降り注ぐ。ちょっ、痛いって。
降り注ぐ方を見ると、クルークが立っていた。
あ、やばい。さっき、アイツにも投げたんだよねー、豆。

「ナマエ!今度は僕の番だー!えーい!」
「それならこっちだって!!てぇぇぇぇぇぇぇい!!」



しばらく、この町ではぷよ勝負よりも豆投げ合戦が続いたそうだ。
あれ、元凶誰だったっけ?



「ぐー!」
「カー君!?豆を拾い食いしちゃダメだよー!」



==========
というわけで節分ネタです。
豆を投げるの、楽しいよー。
食べるのもいいよー。

皆さんにも、福が訪れますように……。


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